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#157 時には立ち止まることも前に進むために重要です

最近はSNSなどでドンドンに進むことを煽るようなことも多いです。もちろん、そういった内容からモチベーションを上げて、頑張っていける人がいるのも事実です。

私もそういったところから良い刺激をもらって頑張れる時があるのは事実です。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

無理に前に進むことが正義ではない

でも、必ずしも前に進むことだけを推奨するのはどうかと思います。

辛いときもあります。
一時的にやる気が上がらないときもあります。
気分が落ち込んでいるときもあります。

こんなときにも無理に頑張って前に進もうとすることは危険です。誰もがこういった時期があるでしょう。だって人間なんてそんなものです。

そんな時は立ち止まって、元気が出るまで目の前のことを最低限こなしていくだけで良いのです。張りつめた緊張状態だけを続けていたら、いつかはパンパンに膨れた風船みたいに破裂してしまいます。

そうなったら、元の状態に戻るのは至難の業です。

例えば、トミーブログさんは下記のnoteでいいことを言っています。

そう、前に進まないといけないという強迫観念に追われるような状況に陥ると、結局は前に進めなくなってしまいます。noteだって毎日書いていると、やっぱり今日も書かないといけないと思ってしまいます。

それが良いモチベーションにつながっていけば良いですが、強迫観念に駆られて、その行為自体を目的化してしまいがちです。

多くの場合は、やること=手段であって、目的は別にあるはずです。noteを毎日書くという行為であれば、目的は「自分の考えを残したい」とか「自分の文章で誰かに影響を与えたい」といったことであるはずです。

でも、そのために毎日書くという行為自体はその実現のためには必須ではないのです。ついつい連続投稿っていうことに興味を持つことは分かりますが、そのために本来の目的が達成できないのであれば本末転倒です。

実際に目標を立てて昨日よりも成長!を語っていると、行動が変わり明らかに進歩してきた!成長志向は素晴らしい。
しかし、大きなデメリットもある。
それは、一歩間違えると「脅迫観念」になるからであります。
常に成長しなければならないという意識を持って生きていると生活がストイックなものとなり、リラックスができなくなる。
一直線の成長などありえないため、ときには階段でいう踊り場のような場所になってしまうときがある。
その時は、自己嫌悪に陥ってしまいがちです。休んでいる暇じゃない!と。
これだとせっかくの成長志向も台無しで、人生の幸福度を下げてしまう事になってしまっているのです。

自分なりに立ち止まる時間を作っておく

後は、自分なりにリラックスして立ち止まることを意識的に作っておいた方が良いです。

例えば、山田幸子フリーアナウンサーさんは好きなおやつとインスタントコーヒーがほっとタイムらしいです。こういった自分なりに好きなものを楽しむのでも良いです。

我が家のほっとタイムは、同じテーブルで、好きなおやつをいただきながら過ごします。
「お母さん、珈琲呑む・・・これから入れるよ」と私
「私は、自分の好きなインスタントコーヒーがええんよ、お湯沸かしてや」と母
本当に、こだわりのあるおばあちゃんは、自分がこれと決めたらこれ、インスタントのコーヒーなのです。

立ち止まることは大切です。自分が好きでリラックスできるなら、好きな音楽を聴いても良いし、誰かと飲みに行っても良いのです。

前に進み続けることがつらいと感じたら、たまにはこういった時間を過ごして立ち止まることが大事になるのです。その分、もっと頑張れるようになれすはずです。

立ち止まって今後の方向性をしっかりと考えよう

先ほども書きましたが、手段が目的化することは良くあります。毎日のように行動を続けると、それをやり続けることが最大の目的になってしまうことが多いのは仕方がないです。

たまには、何のために自分がそういった行動をしたいのか、今後もその目的を大事にしていくのかを見つめなおす時間は必要です。必ずしも今のまま前に進むことがベストの選択なのかは分かりません。

やってみて違ったらやることを柔軟に変えていく必要があります。そのためには、ゆっくりと立ち止まって自分を見つめなおすことが大切なのです。

今日はたまには立ち止まっていこうという内容を書いてみました。ついつい、前向きな内容が多くなりがちですが、立ち止まって自分の心身を休めること、そして進むべき方向を見定めることも大切なのです。

さあ、今日はひたすら前に進みますか?いったん立ち止まりますか?その選択も自分が決めて良いのです。

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