助成金・奨学金情報
おことわり:この記事は2012年ごろに書かれたものです。Facebookにあったものを移動しました。適宜加筆修正したいとは思っているものの、かなり古い情報です。
先日、友人に、奨学金やファンディングのことを聞かれたので、眠れぬ夜を活用して奨学金・助成金のリストを作りました。がんばりすぎてあまりにも素晴らしい出来になったので、友人にメールで送るのではなく、ここに公開することにしました。自分で調べたものや、研究室のwikiにあったものを中心に載せています。本当は誰でも編集できるようにしたかったのだけど、やり方がわからない…ので、何か知ってることとかあったらコメントください。気が向いたときにアップデートさせていただきます。ちなみに、Neuroscienceをやっている人向け、という基準で作ったリストです(もちろん、分野の制限がないものも含まれています)。
日本国内奨学金・大学院生向け研究費
日本国内で、大学院生が研究を行う際に使えるものを集めました。生活費が出るもの・研究費が出るものがあります。
いわゆる学振。研究費と給与(厳密に言うと給与ではないけど・・・税法上は給与)が出る。Fellowship for PhD students / post-doc researchers
給与(奨学金)が出る。日本人・外国人ともに応募できる。Fellowship for PhD/master's students
博士課程に在籍(予定含む)の女性科学者向け。
研究助成。6ページの申請書、35歳以下、独創性や萌芽性を持ち新規性の高い研究(人文、社会科学および自然科学)、若い人がかなり採択されている (by Kaz Shibata)。確かに検索してみると、大学院生でもらっている人もいる。申請書の項目は学振に似ていて、倍率は4-5倍。
外国人留学生向け。Fellowship for foreign PhD students. It seems NAIST students are not eligible for this program...
外国人で、これから日本の博士課程に入学する人向け。でもこれじゃあ日本語わからないと応募できないと思うんだけど... Fellowship for foreign students who are planning to earn PhD in Japan - You have to apply BEFORE coming to Japan.
若手の人向け。いろいろある。
For foreign students
留学向け(学位取得・研究留学)
現地での生活費(要は給料)・渡航のための航空券代・(学位取得留学の場合)授業料など。
研究費と給与が出るので、だいたいなんでもできる。(ただし、学振のお金を使う場合、海外の大学院で学位を取得することはできない。)「当フェローシップは誰でもウェルカム 分け隔ては嫌いでね 日本人でも外国人でも学生でも研究員でも お好きなものを」
日本人・外国人、国内・国外での奨学金。倍率20倍くらい?
日本人の海外留学。90年代後半の倍率がすごいけど何があったんだろうか。
長期・短期の海外留学向け奨学金。大学内での選考も考えると、倍率は5-10倍くらい?で、低めなので良い。
アメリカ留学を考えている人向け。超有名なプログラム。この奨学金をもらっている人はフルブライターって呼ばれるとか呼ばれないとか。ただ、これでお金をもらうと、その後日本に帰ってこなければならない・アメリカのビザがとりにくくなる、という噂があったようななかったような。
いわゆるロータリークラブの奨学金。留学向け。まずは自分が応募できる地区のホームページなどを見て情報収集する。
学生でもポスドクでも。
イギリス留学(3か月以上)を考える人向け。とはいえ、額が15万円なので渡航費くらいにしかならない。
勝ち組. すごく難しい. 留学後にキャリアデベロップメントアワードもある (by Kaz Shibata) ポスドク向けの留学(博士号が必要)。
ポスドク向け。博士号が必要。
ポスドク向け。
ポスドク向け。初めての海外留学、でないとだめらしい。日本に来る外国人も利用可能。Fellowship for post-doc researchers from foreign countries
ポスドク以上、ヨーロッパ。これも取れたら勝ち組というイメージ。
年間ふたり、かつ1年か2年ということなので、マスター向き?でも研究者志望者が優遇されるみたい
学会発表向け
海外の学会に参加するときの費用を助成するプログラム。日本国内の学会に入っていると、学生向けに「XX国際学会参加助成」みたいなののお知らせがたまに来たりもします。また、大学独自のプログラム・先生の持っている研究費などもあるようなので、先生や事務に問い合わせてみるのも良い。
学会の時期に応じて、年内で4回締め切りがある。口頭発表をする場合のみ応募可能(ポスター発表はだめ)。過去の実績をみると、大学院生もちょこちょこもらっている様子。
あまり枠はない?
学会発表〜6ヶ月以下の留学ができる。といっても、航空券代が助成対象なので、これだけで留学は厳しいかも?
日本人のみ。学会発表・研究調査派遣の2種類。
年2回募集。学会のスナップ写真を送らないといけないらしい。知りあいがいれば頼めるからいいけど、いなかったら知らない人(しかも、多分外国人)に'「写真とってください」ってお願いしないといけないんだろうか。ちょっと嫌だな。
その他研究助成
ポスドク研究員-PIが申請できる研究費など。
ライフサイエンス振興財団: 日本人のみ。
奨学金情報リンク集
募集一覧がわかる便利サイト
http://scienceportal.jp/boshu/component/spjrds/0/0
研究留学ネット 海外留学助成金一覧(バイオ寄り、下記の一部財団助成内容のまとめ)
http://www.kenkyuu.net/guide-1-02.html
ScienceのFunding情報
http://sciencecareers.sciencemag.org/funding
SSRC Fellowship
http://www.ssrc.org/fellowships/
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