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彼に伝えて

 

話してみて、いま目の前にいる人の
力になれないことに無力さを感じました。

心を受け入れられなくてごめんね。

それでね、その人にごめんと一言代わりに伝えて欲しくて。


今日のその会場から
そのまま帰れずに、街に行って本を一冊購入して帰ってきました。私のお家は道後で帰り道ではなかったんだけど、それでも身体は勝手に動いていました。

本屋について探しても探してもなくて、
買わずに帰ろうと思ったけど、
店員さんに聞いたら最後の一冊持ってきてくれて、
凄い。私を待っていたみたいだって思いました。

この本一つで、1ミリでも寄り添うことができるなら。完全に理解できないとしても、
これによって共有できるものができるなら、嬉しいし、そのように一人一人に真実に向き合う人でありたい。

それが私の原動力だな。

もし、そんな人に出会ったら伝えてほしい。

見捨てないでって叫んでるのに
どんどん離れていく人たちに絶望しないで

社会に取り残される
自分の姿を見てこんなものかと決めつけないで。

あなたはあなただから。

素敵な個性の持ち主で、あなたとしてしか気づけない、見れない世界があるんだよ。

みんなと違うことに落胆しないで
それが今はあなたを苦しめるものだとしても

絶望の中から道がひらけた時に
この世界に希望を持って良いんだって知った。
知るだけでも、勇気が湧いてくる。

その道を歩むか歩まないか別として。
知ってあなたが求めるか求めないかは別として

私として生きて良いんだ。
何一つできない、無力な人間だとしても
愛されていいんだな、そう思える日が来た。


そういう愛に溢れる安全地帯
避難場所になりたい。

大きな枠を掲げて、
スモールステップを行って生きているのが今の私なんだ。

私自身がもがきながら、
ぶつかった壁に対して、希望を持てるようになったのは、今でこそ。まだまだだけど。

1人ではできなかった。


また出会えたら本の感想を伝えたいと思います。

その人のこと知らないと思うけど
宜しくって代わりに伝えといてくれますか?

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