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毎日UIトレース×1on1を振り返って

こんにちは、ふくちゃん(@fukupukugo)です。
株式会社ミクシィで19新卒デザイナーとして働いています!
新卒研修後約1ヶ月半、課題として毎日UIトレースと1on1をしていました。
その期間を振り返っての感想を書かせて頂こうと思います✏️


課題の目的と1日の流れ

エルダーから言われていた課題の目的は以下の通り

・デザインの基礎やツールの使い方を実践で学ぶ
・手を動かし様々なデザインに触れる、そこから見えてくるものを見つめる
・デザインには意図があることを理解する
・iOS/Androidのトレースからそれぞれの違いを体感し、デザインの意図を読み解く
・自分なりの考えを持つ習慣をつける

1日の流れは、UIトレースを

・iOS/Android両方の同じアプリの1画面をトレース
・各OS画面のトレースは2時間以内で行う(出来たところまでで終わり)
・画像以外のアイコン類は原則1からトレース

というルールで、1日で計4時間トレース。
約40分間アプリやトレース画面を観察、その中での気づき・考察を箇条書きしてまとめ、1on1で30分間エルダーと共有。
という流れで行なっていました。


UIトレースでの気づき

まず1ヶ月半UIトレースをして感じたことは、
UIトレース=UIデザインのスキルとしてすぐに効果が実感できるわけではない
ということです。

トレースする前は漠然と「UIが出来るようになりたい」という気持ちがあり、配置や色彩等デザインの型を学ぶことでスキルの上達に直結するようなイメージを持っていたのですが、実際終えてみて上達した!という感覚はまだありません...。

ただ、UIトレースで得られる情報は豊富で、漠然とUIが出来るようになりたいと思っていた時と違い、「ターゲット層によるUIの違いって何だろう」や「どんなアイコンだったら分かりやすいんだろう」といった具体的な知りたいことの糸口を見つけられたこと、トレースをして初めて意識したことなど多くの気づきを得ることができました。


1on1での気づき

※1on1とは... 上司と部下によるマンツーマンのミーティングのこと

次に1on1をしてみて感じたことは

・自分が持っていない視点を知ることができる
・自分が自覚していない知らないことに気づける
・自分の伝える力が乏しくても、対話の中で整理できる

の3つです。

1on1は私よりも知識も経験もあるエルダーと何度も対話ができるため、UIトレースとはまた違った気づきを多く得られました。

特に、私個人が感じている課題として「伝える力が乏しいこと」があるのですが、エルダーには私の説明に対しこの解釈で合っているか?という問いかけや、この表現は誤解を生むかもしれない、といったアドバイスを何度もしてもらい、
言いたいことを表現する適切な言葉が使えていないこと、そのためのインプットが圧倒的に足りてないことを痛感しました。

同時に、どんな表現をしたい時に自分が言葉に詰まるのかがだんだん分かってきて、具体的にどんなインプットが足りないのかにも気づけたと思います💡

集中的に取り組んでの気づき

1ヶ月半ひたすらやっていたこのUIトレース×1on1を振り返ってみると、結果的に自分を見つめなおす&思考を整理することに時間をかけられた貴重な期間だったなと感じています。

新卒研修で自分の課題発見をしていた時に、部署に配属されたら業務に慣れることに精一杯で何から手を付けていいか分からなくなるんじゃないか...という不安もあったため、私にとってはとてもありがたい経験でした!

今後も似たようなことで悩むと思いますが、この課題に毎日取り組んだことで

自分の課題を見つめ直すコミュニケーションの場を積極的に作ること

が自分なりの対処法なのではないかと感じたので、それに気づけただけでも毎日UIトレース×1on1は意味があるものだったと感じています。


最後まで読んで頂きありがとうございました!

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