不幸体質彼氏を探す。高校生編4

そーちゃんに連絡先を聞かれてからその日は、授業どころじゃなかった。


そのまま放課後になって、友達と自転車で帰宅。

携帯が鳴るたびに
そーちゃんからの連絡じゃないかって一喜一憂していた。


でも、待てど暮らせどそーちゃんからは連絡がこなかった。夕飯を食べて自分の部屋で天井を見上げながら


りさこ)なんだ、やっぱりそうだよね。私からかわれていたのかな。




連絡先を聞かれたあの時の嬉しさはもうどこかに飛んでいっていた。

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