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カラオケ字幕付きの楽曲動画の作り方 その5-2 (3人で歌う曲のニコカラ)

以前の記事でデュエット曲のニコカラ作成を解説しました。
その追加で3人で歌う場合の色使いについて解説します。
今回参考にした動画はこちらです。
曲名:Hoi
作詞:みきとP
作曲:みきとP
編曲:みきとP
唄:miki・初音ミク・鏡音リン

今回は色使いに関して3つのやり方を取り上げています。
それぞれのタイトルをクリックするとYouTubeの該当箇所にとべます。

00:01 コントラスト重視

デュエット曲で解説したワイプ前後でコントラストが出るような色使いです。とりあえずの視認性は確保されていますが、色が多くなるとどうしても汚く見えます。個人的には2色が限界だと思います。

01:31 ワイプ色重視

ワイプ色をワイプ前にすることでより誰が歌うかを強調しています。
ワイプの順番は白文字,黒フチ→色付き文字,白フチという順番が定番です。
ワイプの順番を逆にすることに抵抗がなければ、使っても良いと思います。

02:45 飾り色重視

文字の中の色ではなく、飾り色で誰が歌うかを表現しています。文字の中に何色もあるのがあまり好み出ない場合は、こちらがおすすめです。

キャラクターのアイコン以外を使う方法

記号を使った表現

デュエットを表示するために動画ではキャラクターのアイコンを使いましたが、配信カラオケと同様に記号を使っても良いです。

フォントを使った表現

男性パートと女性パートが明確に分かれている場合などは、わかりやすく使えるかもしれません。

【】と文字で表現

キャラクターのアイコンではなく【】と文字でパートを表現しても良いです。

その他あまり推奨しないアイコンとワイプの紹介

全員で歌う箇所のアイコンを個別より小さくする

アイコンを小さくすることでスペースの省略はできますが、アイコンの視認性が落ちるのでレイアウトを変更して小さくするのはあまりおすすめしません。※5人とかで仕方ない場合は除く

全員で歌う文字の色にそれぞれで使っていない色を使う。

全員で歌う文字の色はそれぞれで使った色を使ったほうが歌いやすいです。虹色はきれいですが他の文字に使っていない色も含まれるので、特に歌いやすくはなりません。

全員で歌う箇所と個々のアイコンの種類を変える

全員で歌う箇所だけアイコンを変更するのはあまりおすすめしません。個別のアイコンと全員のアイコンが別だと視認性が落ち歌いやすくはなりません。

合いの手部分は?

誰が歌っているかわからない、合いの手部分はニコカラメーカー2のデフォルトでやることが多いです。あまり気にしていないのが本音。

まとめ

3人以上で歌う場合の3種類の色使いを解説しました。
・コントラスト重視
・ワイプ重視
・飾り色重視
個人的には普段はコントラスト重視を使って、3人以上の場合は飾り色を使うことが多いです。
ワイプ重視はワイプの順番を変えることにどうしても抵抗があってほぼ使うことはないです。
5人以上だとアイコンを小さくしたり、別のものにしたり、それぞれで使っていない色を使う場合もあると思いますが、視認性が落ちることは念頭においてなるべく見やすいワイプを作っていきましょう。

ニコカラの作り方のまとめ記事
その1から5まで読めばニコカラ作成で困ることは無くなるはずです。
その1 RhythmicaLyrics編
https://note.com/fukkun_mochikara/n/n4fca56c7bc4f

その2 ニコカラメーカー2編
https://note.com/fukkun_mochikara/n/n90cd8299fb7a

その3 エンコード編
https://note.com/fukkun_mochikara/n/nc30c0a9987a5

その4 英語の歌詞にタイムタグとルビを付ける
https://note.com/fukkun_mochikara/n/n50f85ddbe92d

その5 デュエット曲のニコカラ
https://note.com/fukkun_mochikara/n/n0a4979bb6d16

その6 ボーカルカット比較とマルチトラック動画の作成
https://note.com/fukkun_mochikara/n/nf9d3324984be

その7 ゆかりについて解説
https://note.com/fukkun_mochikara/n/n9847a4f7814c

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