【今週のPICK UPリクエスト】山本ひろ子『異神 中世日本の秘教的世界 上・下』
■どんな本?
新羅明神や牛頭天王など、中世日本に異国から伝わった由来のはっきりしない神々=異神の謎を探る学術書です。2003年刊。
正式な出自の経典がなく来歴が不明な異神たちを、現代に残る文献をもとに、どのように伝わり変遷していったのかを解析しています。
現在では絶版となっており、日本中世の宗教史を学ぶ上で必携といわれる本書に、多くのリクエストが寄せられています。
『異神 中世日本の秘教的世界 上・下』
【著者】山本ひろ子
【出版社】筑摩書房
■復刊リクエストコメント(一部)のご紹介
『史料や現地調査などここまで綿密な研究はほかにないでしょう。日本人の
宗教受容の謎を理解していくためにも必須の文献といえましょう。』
(リクエストコメントより)
『この分野において非常に重要な書籍だと思われますが、古書はプレミアが
ついて容易に手が出ません。是非とも復刊して誰もが読めるようにして下さ
い。』
(リクエストコメントより)
『手に入れた掛軸が宇賀神に関係しているらしいことをたどったら、この本の存在にたどり着きました。ぜひぜひ真相を知りたいです。』
(リクエストコメントより)
■リクエストはこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?