見出し画像

専業主婦ではない自分への罪悪感

こんにちは。ふきちゃんです。私は3歳と6歳の娘を育てながら住宅営業として働くワーママです!

今回は【専業主婦ではない自分への罪悪感】について書きたいと思います。

なぜ罪悪感を抱くのか?

夫をサポートできないダメな妻だと思うからだ。

例えば、私の友人でご主人をサポートするために潔く専業主婦になった女性がいます。

なぜ専業主婦を選んだのか理由を尋ねると、

「夫が全力で仕事を頑張れるようにするため!たとえワンオペでも私は家を守るのが仕事!!」とニッコリ笑顔で答えてくれました。


その時、私の心の中でもやもやとしたものが生まれました。


私って、彼女と違って全く夫をサポートできてないな・・・。」と。


私たち夫婦は休みがバラバラだ。

私は平日休みで、土日がとても忙しい。住宅を個人のお客様に向けて販売する個人営業。

夫は普通のサラリーマンのように土日が休みで、繊維業界で法人相手に営業をしている。

娘たちは2人とも保育園に通っていて、土日が休み。


そうなると、毎週土日は夫が一人で娘たちを見ることになる

私は平日で週休2日休むことができるので、1日は自分の休みにして、もう1日の休みは娘と過ごしてバランスをとっている。しかし夫は、毎週毎週土日を子供達と過ごし、自分ひとりの休みを取ることができないのだ。

私の夫は私より9歳も年上で、日に日に体力が落ちているように感じる。
ふとした時の夫の表情がとても疲れているなと感じる。とても失礼だが、老いを感じる瞬間が最近増えた。きっと日々の仕事と子育てで疲れ切っているのだろう。

夫の唯一の趣味であるゴルフも、子供が生まれたことでやめてしまった。


「もしも私が仕事をせずに、専業主婦と働いていたら、夫を精一杯サポートすることができたんだろうか?」

「もっと夫に心の余裕を持って、楽しい毎日を過ごしてもらえることができたんだろうか?」

きっと冒頭の「夫をサポートするために、私は家を守る」と言い切った専業主婦の友人を眩しく感じたのは、そんな私の罪悪感から来た感情だと思う。


私はきっと悲しいんだ。

私は、自分自身が働いて、家事や子育ての負担を夫に押し付けることで、夫の個人としての活躍の場や余裕を奪っているんじゃないか?って怖がっているんだ。



そこで、夫に今の自分の罪悪感を伝えてみた。

すると夫はこう答えた。

「まぁ、大変だけど子供が小さい今だけだから別に仕方ないでしょ。
お前は家にいることも子育ても向いてないし、仕事してもらったほうが俺は嬉しい(笑)

俺が働けなくなった時の経済的なリスクヘッジとして、夫婦どちらも働けてた方が子供たちのためにはなるしね。」


そう言い切ってくれた。


リスクヘッジか・・・

全然夫婦の愛情とかラブラブした感じとかは全く無いけど、最悪の場合に備える夫の価値観から出てきた言葉なんだろなーって思った。


そうだ、彼はもともと高校生から寮で生活していたため、1人暮らしも長い。炊事洗濯などの家事は一通りそつなくこなす。

きっと夫は、自分自身の生活のサポートを求めてるのではなく、家族が経済的なリスクから守ることができる「安全」を必要としてるのだ。


この経験から、私は自分が働くことによる罪悪感を抱くのをやめようと思った。

人それぞれ大切にしていることも、価値観も違う。大切な人がどんな価値観で何を大切にしているかを知ることが必要だ。


全力で仕事に打ち込む環境を求める人もいれば、金銭的余裕を作るために共働きを求める人もいる。

私のパートナーは、私が働くことを求めているのは、この家族の日常を守るためだ。私が見るべきは、誰かと比べて罪悪感を抱くのではなく、夫の本質をしっかり見極めることなのかもしれない。


これからも夫に迷惑をかけることはたくさんあるけど、胸を張って、ママになっても働き続けることを私は選択していきたい。夫の大切している娘たちを全力で守っていこう。


また生まれ変わっても、私は夫と結婚し、家族を作りたい。
いつもありがとう。



皆さん、読んでくださってありがとうございました!










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?