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娘よ、女を売りにして生きるな。
こんにちは、ふきちゃんです!
3歳と6歳の娘を育てながらフルタイム営業職として働くワーママです。
今日は心が動いた一冊についてご紹介したいと思います。友人がが書き上げた書籍です。
"前職水商売、それでも就職できますか?: 副業キャバクラってどうなの?ナンバーワンキャバ嬢12年間の大後悔!マチズモを生み出す悪魔の職業 Kindle版"(高円寺ヨシコ)
書籍を通して、女性を売りにして生きていくことの恐ろしさを痛感しました。
学生時代、私の周りでは水商売をする友人がたくさんいた。美しかったし、キラキラしてたし、しれっと持つカバンが人気のあるブランド品だったりすると羨ましいと思った。しかし、私はその世界に足を踏み入れなかった。怖かったからだ。依存性の高い私は足を踏み入れたら、ヨシコさんのように長く昼の世界に戻れなかったかもしれない。
ヨシコさんの書籍は、面白くて怖くて、思春期を迎える前の娘に注意喚起として読んでほしい一冊だと思った。
安易に夜の世界に飛び込むと戻れなくなるよ、それくらい大人ははあなたの若さや美しさを商品として戻れないように固めてくるからねって。
水商売をする子は、最初は家族に秘密にしてしまう。私は娘たちから内緒にされてしまうと思うので、せめてこの一冊を送ることで、彼女たちが何か感じ取ってくれたら嬉しいなと思う。
話は変わって、私の職場でもジェンダーレスが叫ばれ、男女平等が企業にも浸透している。
そんな世の中には逆行して、私は女性でいることが好きだった。
女性には、愛嬌が大切だと古臭く思っていた。
おじさんたちが放つちょっとしたセクハラをうまくかわせない女性の同僚を見ると、適当に笑っとけばいいのにと思った。男性に優しくされた時に、ありがとうございますと笑顔で言えない女性を見ると、愛想のない女だな、自分のこと何様だと思ってるんだろうと思った。
私はうまくやっていた。自分が特別なスキルも持っていなかったし、容姿が優れているわけでもないと気づいていたから。
だったらせめて愛嬌を良くしようと。
職場の飲み会で、お酒が入り男性陣が下ネタや女性の容姿について盛り上がっている時にちょっとしらける。
その飲み会の場で、
「ふきちゃんは歳の割には綺麗だよな〜」って言われたとき、とても嬉しかった。
お世辞だとはわかっていたけど、まだ女性としての価値があるんだなぁと誇らしかった。
でも、この長年水商売で働いてきた友人の書籍を読んで気づいてしまった。
彼らは私が賞味期限切れかどうかジャッジしたということに。そして、私は自分の賞味期限がまだ切れていない評価を受けて安堵したということに。
なんてつまらない女なんだと思った。
私は女性を楽しむことに、他人からの評価を必要としていた。綺麗に着飾っていれば、他人に優しくしてもらえる。そんな期待を込めて自分を着飾っていたのだ。
私も年を重ねることに怖がりたくない。
他人からのジャッジで美しいや美しくないを委ねたくない。
もっと肩の力を抜いて、自分の内側から出る楽しいに忠実になろうと思った。誰かの目を気にして生きるほど、人生は長くはない。
2人の娘たちに、年を重ねるたびに楽しくなる女性の生き方を背中で表現していきたい。
そんな風に友人の書籍を読んで思いました!
とても面白いのでよかったら皆さんも読んでみてください\(^o^)/
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