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【報告】絵本の学習会「絵本のある暮らし~みんな絵本から~」を行いました

6月15日(土)ふきのとう保育園2号棟にて、後援会保育学習部主催による、絵本の学習会が行われました。

講師は、子どもの本の店‘アスラン’元店主 小暮政子さんです。
今回の学習会は、以前から企画をしていたそうですが、コロナ禍であったことから延期となっており、待ちに待った絵本の学習会を楽しみにしている保護者も多かったそうです。当日は30名近くの参加がありました。

小暮さんの読み聞かせを、まずは体験!
口からこぼれたおいしいスープを拭きながらみんなでご飯の時間を楽しむお話「きゅっ きゅっ きゅっ」や、森の動物たちが背中を洗いっこするお話「もりのおふろ」、子どもとおとうさんがふれあいながら遊び方も真似できそうなお話「おとうさんあそぼ」など、
普段、子どもたちに読む側がほとんどの私たちですが、今回は聴く側。
人の声の心地よさ、安心感から、絵本の世界に惹きこまれました。
小暮さんは、絵本の表紙から裏表紙まで、丁寧に。
そして読み手の小暮さんもそのお話を楽しんでいる姿が印象的でした。


また、小暮さんから「日常と絵本の世界が結びつく瞬間」というお話がありました。こどもたちは、たくさんの絵本の世界に触れることで、追体験として現実の世界が広がること。なにげないいつもの散歩道が、読んだ絵本の続きとなり、こどもたちの目の前が大きな森に変わったり、動物たちと一緒に遊んでみたりと想像力も膨らむということを気づかせてくれました。
このほかにも本を読んであげることの大切なヒントをたくさん教えていただきました。

こどもとのふれあいの時間、過ごし方にはさまざまなものありますが、今まで以上に、絵本の時間も大切にしていきたいと思います。

参加した保護者の感想を一部ご紹介します。

・テレビやスマートフォンでは得られない時間が読み聞かせにはあると感じました
・絵本の話を遊びに中に盛り込み、一緒にわくわくしたいと思います
・「もう一回!」と、こどもが言ってくれるのを大切にしたいと思いました
・普段は文字を追って、絵をじっくり見ていなかったと実感
・生活や行事、季節に関連した絵本も読んでいきたいなと感じました

参加者の声

今回の学習会主催の保育学習部について・・・
 保育学習部は、こどもたちにとって何が大切かを考え、講演会や学習会、交流会などを企画しています。


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