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情報を規制してシャニマスに挑んで200日経過したので自省する

どうも深瀬です。

 いつもはしんかいという名前で統一させてもらってるのだが、今回は深瀬として書きます。なぜかというと自分が深瀬としてこのゲームを放浪しているからです。その”気概”でこの記事に挑みたいので深瀬で書きます。

この記事はそんな深瀬が、完全に沼に嵌り、自省するまでの流れを書き連ねるものであります。破門されるかもしれませんがルターのような気持ちで書きます。途轍もなく長いです。よろしくお願いします。


Yes, indeed.....


キッカケを話していこうと思う。


みなさんはシャニマスをご存知ですか。

「アイドルマスターシャイニーカラーズ」(通称シャニマス)はバンナムが出しているアイドルマスターシリーズの一番新しいやつです。巷では、VTuberとかSNSとかの影響でめちゃ話題になり、「名前だけなら知ってる」って人や「やってないけどキャラなら知ってる」という人も多くないと思います。


そんな情報を一切知らずに始めました

「は?」って思うでしょ。まあそうだと思う。

このゲームって特に「シナリオが良いよ」とか「イラストが良いよ」とか「○○さんがやっていたからやってみようと思った」とか色んな影響を受けて始める人が多いと思う。この「note」にも記事とか動画という人の影響をキッカケとして始めたという人が多かった。

俺はゲームとしてのシャニマスに心を惹かれたんだ

ゲームとして、システム的な楽しさを求めてここにたどり着いたというのがキッカケだった。

というのも最近のアイマスってリズムゲームが多かった。別に音ゲーが嫌いなわけではないが、音ゲー特有のイベントの多さや、他のプレイヤーと競うという場面が結構存在して、長く付き合えないというのがあった。そんなときに、「初代アイマスに近いタイプのアイマスがある」というホントどこからの情報なのかマジでわからない噂を耳にした。

「初代アイマスってなあに」ってなりそうなので、昔ハマって見ていたアイマス動画貼っておく。こんな感じの育成ゲームとしてのアイマスのことを便宜上指している。この動画もう五年前とかになるんですね...。

アイドルをレッスンや仕事でステータスを上げ、オーディションでファン数を上げていく...こんな感じのリソース管理ゲームとも言えるシミュレーションゲームを”アイマス”と捉えていた俺にはシャニマスというゲームはとても興味を惹かれた。つまるところ、「アイドル育成ゲームとしてのアイドルマスターがやりたかった」そしてめちゃ絶妙なバランスでアイドル育成ゲームのアイマスをスマホゲーとして落とし込んでいるのがこのシャニマスである。そういうことです。


こうして"ゲームとしての"シャニマスを始めた俺はプロデューサーとなり、お決まりの文章が俺を迎えてくれた。


始めに目指すのは『W.I.N.G.』と呼ばれる新人アイドルの祭典に参加し、優勝することである。シーズンごとに目標ファン人数が指定されおり、目標を達成できなければ即プロデュース終了というかなりシビアなものである。

そして、その目標ファン人数を達成するためにレッスンを選択しステータスを伸ばしていく...といった感じで、レッスン一つ一つをミニゲームでプレイし、成功度によってステータスが変わるのではなく、単純な確率で成功か失敗かを決める方式、パワプロと比喩されることがあるらしい。意味が分からなくて三日ほど本気で悩んだ結果、"確率で成功するシステムの事"を指しているらしい。よくわからん。パワプロを知らんわけではない。

この確率で成功か失敗かが変わるシステム、今までのアイマスを知らない人でも理解ができるシンプルさがすごくよい。音ゲー欠点は音に合わせてボタンを押すというリズム感が必要だが、このゲームにはリズム感なんて要らない。必要なのは確率に勝つ運だけなのだ


ね?簡単でしょ?


俺もそう思って軽い気持ちで、ナメてこのゲームを始めた。

シャニマスはわかりやすいチュートリアルも用意されているし、難しい操作を要求したりするわけでもない。しかし、このゲームはそう簡単に優勝させてくれるものではなかった。これがシャニマスなのだ。シャニマスは操作はシンプルで簡単だが、難易度も優しいとは一言も表現していない。


俺は初めにプロデュースするアイドルとして園田智代子を選んだ。理由は何となくかわいいから。かわいいは正義って言うじゃん。しらんけど。


「よし、この子を優勝させればいいんだな!」そう意気込んで、しかしながら心の中では”どうせスマホゲー”と蔑視して始めた。因果はいとも簡単に応報した。このプロデュースモードは説明するだけなら非常にシンプルなものだけれども、様々な要素を理解しなければ優勝することも、あまつさえ次のシーズンに進むこともできない。要素を軽く紹介する。


・限られた期間で目標ランクを達成しなければならない。

このゲームは1シーズン8周となる。つまり8回行動できるということ。この8周中にやることは大きく分けて2つ、ステータスを上げること、ファン人数を上げることである。ファン人数はシーズンが進むにつれ険しくなっていくのである。

ファンはオーディションを突破すると増えていく。しかしこのオーディション、ステータスを推奨値まで上げておかないと突破することができない。当然レッスンも失敗することがある。日常茶飯事だ。そうして1週ムダにする。


・スケジュールの管理をきちんとしなければならない

「オーディションをクリアするためにはステータスを上げる」といったが、アイドルは自主的にレッスンをやりたいという要望を言ってくることがある。いわゆる「約束」というものだ。これはちゃんと守るとちょっとした恩恵が得られるため、できる限り約束をしておきたい。さて、みなさんはスケジュール管理できるだろうか?

具体的に言うと、「2週間後にVocalのレッスンがしたい」と言われてきちんと2週間後にレッスンを守るというこだ。この間に体力の調整をしつつステータスを上げなければならない。スケージュール管理が杜撰なヤツは約束を守ることが出来なかったり、失敗させてしまったりする。サイテーな野郎に成り下がる。


・アイドルのことを知らなければならない

"プロデューサーとしては当たり前"と思われるかもしれないが本当に知っているのか?このゲームでは唐突に3択を迫られることがある。抜き打ちテストみたいなものだ。そのアイドルに対して適切な回答をできるのか?ということだ。「秘密のメモ帳」という悪魔のアイテムを使えば正解を透視できるが、そのアイテムを持ち込むことによってアイテムの1枠を使えなくなるというデメリットもある。


・オーディションで勝たなければならない

ファン人数を増やすためには当然のことながら、このオーディションには一つ試練がある。目押しだ。このゲームは音ゲーではない。目押しゲーなのである。オーディションとは審査員と呼ばれる人のメンタルを削ることに定評のあるキラーマシンを必死に鍛えたステータスでアピールして満足させることで順位を決めるバトルである。審査員以外にもライバルアイドルと呼ばれる敵も存在する。いわばバトロワだ。そこでアピールを成功させるために行う行為が"目押し"である。どのくらいのタイミングでクリックすればPerfectになるのかを身につけなければならない。

備考:これはGood判定


・運に打ち勝たないといけない

厳しいノルマをこなしてW.I.N.G.に出場できたとしても最強の関門”運”がそこに立ちはだかる。RPGボスの第二形態みたいなものである。このゲームには"流行"なるものが存在し、自分のプロデュースしたアイドルの得意とする魅力を最大限に引き出すためには必須なものである。しかしW.I.N.G.では1位以外はすべて敗者という残酷なシステムであるため、得意とする分野が流行1位でないと優勝できる確率が下がるのである。しかも準決勝と決勝の2回の流行を勝ち取る必要があるのだ。


お気づきいただけたでしょうか、このゲームがいかにシビアで難易度の高いものであるかを。何回も挑戦をし、効率化を図り、アイドルを理解し、目押しを理解し、運に勝たなければ W.I.N.G.優勝という栄冠を手にすることができない。いわば死に覚えゲーなのである。シャニマスはDARK SOULSである。そして先に飽きる人間を置き去りにするほどの強者である。そのくらい強い意志を感じ取れる。

DARK SOULS:(通称ダクソ)死ぬことで敵の行動を体で覚える死に覚えゲー、人間性を捧げる

俺はこのシャニマスの"仕組み"には歯が立たなかった。理解することができなかった。圧倒的に足りないものがあった。それは情報だ。どうすれば効率が良くなるのか、どうすればW.I.N.G.をクリアできるのか、そんな情報に飢えていた。それ以前に俺はこのシャニマスについてアイドル育成ゲーム以外の情報を全く知らない。最初に選んだ園田智代子がどんな人間であるかも知らない。情報がネットに溢れるこの世の中で攻略を見ることは容易であるが、ここで誓いを立てることにした。


絶対にシャニマスの攻略などの情報を見ない。


攻略を見ることは別に悪いわけではないし、時間が限られているなかでクリアするには必須だと思う。ただ俺が体験して感じたのは自力で挑戦したいという気持ちだった。なんか攻略をみたら負けた気がすると思ってしまった。ゲームを純粋に楽しみたかったのだと思う。

こうして情報を遮断したシャニマスが始まったのである。


...前置きが長すぎてヤバいと思ったんだけど、自省だしいいかな~程度にしか思ってないのでこんな感じのダラダラしたのがもう少し続きます。


始めてから全くクリアできず、途方に暮れていた。

しかしこんなものがアップデートで実装された。

True Endというのはファン人数50万人+W.I.N.G.優勝という当時の俺からすると雲の上のような条件をクリアした勝者のみが見ることが出来る光景だった。それを研修という形で教えてくれるらしい。しかもpSSRを無料でくれるらしい。

「シャニマスは神か...」そう思った。

この研修で担当するアイドルの選択を迫られた。そこで選んだのが芹沢あさひである。理由は見た目が好みだから。性格とかは知らずに決めた。なぜこんなにもシナリオとかをちゃんと確認してないかという理由は、まだこのゲームのシナリオの良さに気が付いていないからです。W.I.N.G.優勝に必死過ぎた。


そこから毎日挑戦して開始から約1ヶ月でやっとクリアした。完全には理解することはできなかったが、コツ的なものはようやく掴めた。達成感は半端なかった。


初めてTrue Endを見た。そして初めてちゃんとストーリーを最後まで見た。思ったのは、「こんなストーリーがすべてのアイドルに存在するのか」という驚きと言葉では言い表せないような感動を見せてくれるものがこのシャニマスにはあるということだった。もうこんなのドラマじゃん。ずるいよ。

こうしてシナリオが良いということを知った。

しかし、True Endは何回かできるものの、安定したクリアができない日々を過ごした。

そうしてとある事件が起きた。

芹沢あさひの限定pSSRが出たのである


当時喉から手が出るほど欲しくて、何回もW.I.N.G.優勝を狙った。理由はTrue Endをクリアすると報酬として10連ガチャを2回引けるからである。

しかし手には入らなかった。未熟であったのである。


今でも後悔している。限定復刻が来るようであれば全力で回す。もう後悔はしたくない。そういうスタンスでW.I.N.G.を理解しようと憑りつかれたように周回した。

そうしてある程度理解をすることができた。

効率的なレッスンのやり方、オーディションをするタイミング、W.I.N.G.準決、決勝の安定するやり方、いろいろ経験したことから何となく理解した。かれこれ300回ぐらいクリアした。

ゲームとしてシャニマスに飛び込んだ俺は完全な沼にハマっていた。



自省して

俺は今でも攻略情報は見ていない。新しく追加されたG.R.A.D.というゲームモードに苦戦している。W.I.N.G.の倍くらい難しい。しかし、自力でクリアした時の感動に勝てる者は存在しないと確信できたので、これからも攻略情報は見ないであろう。念を押すがこれは俺自身のプレイの仕方であって人には強いることはない。絶対に。ただ人と違った見え方ができた。そう感じた。

もしシャニマスをプレイしてなくて実況などを見ている人がいたら是非プレイしてみてほしいと思う。なぜかというと、このゲームは色んな解釈の余地があるゲームであるってことだ。もうこれは文学に等しい。一つのコミュにしても色んな考察があっていろんな読み方ができることは様々な読み方をシナリオ側が許しているからだと思う。自分でコミュを読んで自分なりの理解をすることがこのゲームの醍醐味なんじゃないかなと。そんなシャニマスが俺は好きだ。

このnoteには色んな思いを自分の表現で語っている人が多い。俺も一匹のシャニPであり、自分の思いを語っていきたいと思った。コミュとかキャラの話をしてないのは次回のネタにしたいからです。そんな魂胆で自分の自省を手始めに書いたわけです。ひっそりと生きていくのでよろしくお願いします。

それではさようなら。

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