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Miharashi Paper ⑦石窯工房パン・ド・ナル

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田んぼが広がるのどかな風景のなか、住宅のガレージを改造して、自作の薪窯でパンを焼く坂本さん。週末は遠方からパンを買いに来る人がいる程の人気店。

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しかし、ここでパンを作りを始めるきっかけとなったのは意外にも炭焼き窯。もともとは炭焼き窯を自分で作りたくて学んでいたことと、パン屋に務めていたことが繋がり、自分で薪窯を作ってパンを焼くことを決心されました。

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実際、会津の炭窯の構造に倣いながら作ったレンガ窯は熱効率が良く、窯内の温度が逃げにくいそうです。
パンはピザ等と違い窯の余熱で焼くため、窯の保温性が高い程、長時間パンが焼けるのです。また窯焼きのパンは遠赤外線の効果等により、内側と外側同時に熱が伝わるので表面が硬くなりすぎないそうです。

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日々温度や湿度に気を配りながら、窯を操り、酵母を育て、生地をこねてパンを焼く。そこでまた新たに感じる事や発見があるからこそ、坂本さんの話は尽きません。
とにかく楽しそうに、丁寧にお話下さる姿が印象的でした。

石窯工房 パン・ド・ナル
千葉県長生郡睦沢町上之郷1400-3|0475-40-3078
open:11:00−18:00
close:月曜日〜水曜日(ネット販売あり)
https://www.ishigamapan.com

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