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けなげな人々が集う場所、十鏡堂。

十鏡堂とは

十鏡堂は、けなげな人々が「人生の意義ある停滞」に差し掛かった時に訪れる場所です。

人生の意義ある停滞

人生は意義ある停滞なしには語れません。慌ただしく流れる日常の中で、ふと立ち止まって今自分がどこにいるのか考える時間はなかなか取れないのかもしれません。しかしそのままでは、いつかの私のように急に日常が破綻してしまうこともあるのかもしれません。

そうなる前に、自分と対峙し向き合うことで自らを知り、理解したいものです。そうすることで、人は初めて自分の人生を生きることができます。自己との対話は自らの人生を豊かにし、より良い方へと導くのです。また、他者と気持ちを通わせた真のコミュニケーションができるようになります。なぜなら自らの弱さを知ることが人を謙虚にし強くさせ、他者を気遣うことのできる人間になることができるからです。

けなげな人々

そんな繊細ながらも屈強なハートを持った人を、「けなげな人々」と私は呼びます。きっと人間はみな本来けなげなのだと思います。けれどもそれを忘れてしまう瞬間もあるのです。そういった時、人間は獣になり他者からあらゆるものを奪ってしまうのです。

そんなけなげな人間たちの不器用な、しかし愛おしい瞬間を集めました。まるでまじまじと鏡を見つめるかのような、ゆったりとした、しかし緊張感のある時間が流れます。

そんな大切な瞬間をどうぞ逃さぬよう、あなたもランプを片手に自分を表す鏡を探しに行きませんか。

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