Canvas08からみるCoMETIK考察とか
これは残骸です。
2023年7月23日(日)CoMETIKの参戦が発表されてから108日
毎日、煩悩を数えていたら、あっという間に「THE IDOLM@STER SHINY COLORS “CANVAS” 08」が発売されましたね。これにはコペルニクスもびっくり
とは言え、まだまだCoMETIKのことなにも分からん
ということで、「無自覚アプリオリ」「くだらないや」「平行線の美学」からみるCoMETIKの考察・予想です。
長いので、興味ありそうなところだけでも摘んでってください
11月15日にシャニソンリリース日が決まったのでリリース前にはこのnoteを書かなければ……
と、言っていたら高山パパへのインタビュー記事でパーソナリティーが補完されたからもういいんじゃないな…
とかウダウダ言ってたらリリースまでしてしまった。
なので、これは残骸です。
楽曲について
もう高山の説明だけでいいんじゃないかな。
『5.5th Anniversary LIVE 前日特番 シャイニー ミュージック アワー』でも、斑鳩ルカ役の川口さんから各曲はセンターによって雰囲気が全然違う。という発言があったので、それの補完というか強化がされましたね。
ということで、「無自覚アプリオリ」「くだらないや」「平行線の美学」の楽曲全体でセンターのこと+ユニットのテーマを表現。
+歌いわけ部分で個人のことについての表現をしているのかなと前提のもと予想を考えていきます。
『無自覚アプリオリ』
センター 斑鳩ルカ
テーマ 「先入観、決めつけ」個性という特徴への諦め
「無自覚アプリオリ」の言葉の意味は?
アプリオリは、「前提」又は「先入観」を指す言葉であり、無自覚がかかると、他者が自分に向けて見る『偏見』『エゴ』『無意識の期待』なんかを指している単語かなと。
例えば、「あの人、東大卒なんだよねー」という情報を聞いて頭が良くてなんでもできる!みたいな印象を持つとか…
実際に話したら、なんか違うとか言われて、勝手に期待して、勝手に失望されるとか最低、最悪ですね。
大人からみた子供みたいな反抗期ソングかつ、社会に迎合してしまった主張せず、個性を無くして生きる人への痛烈な皮肉。
それは、世に出す最初の1曲ということもあり、自己紹介で自虐的な側面も含んでいて、『神様は死んだ、って』に対するアンサーでもあり、新たな解釈を与えてくれる曲になってると思います。
他人は変えられないのだから、「お前の中ではそうなんだろ」で終わるしかないという諦め
『くだらないや』
センター 郁田はるき
テーマ 他人に対しての期待への諦観
「くだらない」
価値の無い。 無意義な。 ばかげた。 取るに足らない。
はるきがセンターのこの曲で「くだらないや」という曲名なのは、はるきが周りに対してどう思ってるのかの表れなのでは?つまり本当に性格が悪いのは…
歌詞には’?’が、かなり付いており、問いかけが多く、メロディも終始ノイズがかかったような音作りがされており、周囲が理解できないもの。期待を向けるに値しないもののように表現されています。
マンガとかミームでしか話せない人いるよね
なぜ、個性が失われていく、周囲に迎合していくことに甘んじられるのか?という諦めが表現されている曲ですね。
この個性が失われている状況で、大丈夫って言ってる君も「たすけて」って言って埋もれたくないんだよね?
理解者を求める切望とも言える歌詞で、この曲が終わるのはもの悲しいですね。
『平行線の美学』
センター 鈴木羽那
テーマ 他人からの期待からの諦観
「平行線」なんて言葉を他人に投げるのは、意見が合わない、相互理解を得ない存在に対しての訣別の言葉であると思っています。
そんな決別をした相手に対する美学を鈴木羽那がセンターの曲なのは、過去に誰かと決別をしているからと考えるのが筋だと思います。
さて、どういった経緯で鈴木羽那は他人と決別をしたのか?というと、「他人からの期待」に応えられなくなったからなのでは?
個人的には「他人からの期待」というものは、現代で生きていて、あまり感じる人が少ないのでは?と思います。
けど、実態としては、他人からの期待は実感が湧きづらいだけで、コミュニケーションをとってるからには期待を常にされているのでは?
コミュニケーションの中で期待されている役割以上を出せない。
さっきの例を引き継ぐなら、「東大生は頭がいい、何でもできる」みたいな感じでしょうか。
芸人が持ちネタを披露しまくった終着点が、笑いではなく拍手されるということとか。
「あいつはいじられキャラだから」なんてキャラクターの押し付けとかね。
個性を尊重するって言ってるのに、和を見出すような個性は、”出る杭は打たれる”
そうならないように、周りの期待に応えていたら、自分がわからなくなって、
他人からの期待が無くなった時に、自分は何をすればいいのか?
本当は何がしたかったのか?鈴木羽那さんのことを歌ってる曲なんですよね???
救いが欲しい。
メンバーについて
個別の歌いわけパートはパーソナリティを知るためのヒントであることを仮定してパーソナリティーを予想していきましょう!
『斑鳩ルカ』
ルカは、期待を裏切られ続けて今に至ります。
美琴と一緒に売れたかったのに、本意とは違う結果になって病んでも、自分がどうすればよかったのかわからなくなっても、ファンに対して夢を見せた彼女の輝きは”美しい”という文字でしか表現出来ないのが悔しいですね。
抜粋したことによって、「殊更 今更 お手本見せてよ あなたはそのままお気に召すまで」で繋がってて、ここって美琴のことじゃ
「頭ではわかっているのに、何もできないし。
何も考えないようにしたら、虚勢張ってるのも馬鹿らしいし。
何をしているのかわからなくなって、自分の存在が壊れていくのを感じるけど、それも案外悪くないと感じてる。」
って言ってるんですが、病んでる…としか…
楽曲パートでも触れていますが「くだらないや」の本質はメーデー(救難信号)なので、今までファンを救ってきた”カミサマ”が「救い」を求めているという構図になっています。
「はじまりは誰だって独り 並走して触れ合う テリトリーの中で」
がルカ自身の他人とのスタンスを示しているんですが、独りではじめてるのって283プロ加入後のことで、その後、CoMETIK結成までの流れを表現しているならめちゃくちゃ前向きになっているんですよ!!
「借り物は全部返すよ」
これまでの、前の事務所から積んできた経験であったり、マネージャー、シャニPからの助力を”借り物”としているなら、それを全部返して、CoMETIKのメンバーとして並んで歩いていくことへの宣言であるなら「平行線の美学」の中で歌うのはめちゃくちゃ情緒が乱される
『鈴木羽那』
高山の言うとおり、裏がないことを前提とすると、人からの期待に応え続けてきた天性のアイドルが本当にやりたいことは?と言うのがテーマになるのでは?
メルQさんが通話で相槌をうつの「うつ」の部分だけ、羽那が歌っているのは面白いと言っていましたが、見方を変えると「鬱 わたしはいらないな」になるので、だいぶ羽那も病んでるよな…となってます。
「真っ直ぐ」が個性のことを示していて、「斜め」が他人からの干渉だとすると、羽那は何にも侵されない自分だけの個性が欲しくて、「そんな子」をやめたのかもしれない
でも、まだわからなくて、「なるほど」とか「〜がちなんだね」とか言ってしまう
『無自覚アプリオリ』羽那に対しての周囲の干渉であり、羽那から見た周りの世界を前半パートで歌い、後半で自分の個性を探そうとするけど、どこにも羽ばたけない羽那の苦悩
羽那の中で、存在の証明は単純なことで自分のやりたいことを後回しにして、期待に応え続ける毎日。
駄目になる、なりそうな中で、誰かからの期待に応える借り物じゃない本当の自分の証明は、単純明快鮮明。
と前向きになっている。羽那の救いはここにあったのか
『郁田はるき』
はるきは一言で言うと、天才タイプになるんでしょうか?
「天才」とラベリングして消費されて、周りに絶望しているのが郁田はるきなんでしょうか?
というか、「年齢は少し離れていますが」とか不穏なことを言わないでほしい
周りが曖昧で蒙昧でつまらなく、自分の意見を持たないことに対して、「くだらないや」と一蹴してるのが、はるきがどう思っているのかよくわかりますね。
「何か意見ある?」「何もないです」
みたいなやり取りに舌打ちしてそう。
羽那と同じく存在の証明を歌ってるのに、全然意味が違う…
羽那は自己主張なのに、はるきは他者に対しての投げかけになってますね
はるきが他者に対してそんな期待をしていてもしょうがないし、虚しいし、個性の主張が無いという”曲がらない線”は他者と交わることもないよね
という諦観。
他人がそんなものだって気づいてたのに、期待していた自分が笑えるし、周りは、サルにも及ばないと思うなんてめちゃくちゃ他者を見下していて、はるきってやばくない?って感じがしてきましたね。
ユニットについて
ユニットのモチーフでもある「黒色彗星(カラーレスアイドル)」は、一体何を表現したいのか?という問いに対しては、Canvas08では「期待へのアンチ」と考えています。
CoMETIKメンバーのそれぞれが抱えている問題を一括りにしてしまうと「自分を認めてあげられない苦しみ」であり、端的に言ってしまえば、
「存在の証明」
「アイデンティティ」
「レゾンデートル」
つまり、「個性とは?」みたいなものなのでは?
CoMETIKメンバーが、社会に打たれた出る杭。
自分が望まないことをやらされていた。
社会の理不尽さにあっている。
という存在であるのならば、こんなアウトローなユニットを光の存在であるシャニPがプロデュースしているわけです。
今まで「個性=”色”」というものを引き出す。それを輝かせる!という方針のもと、プロデュースしてきたのに、「無色(カラーレス)」でのプロデュース、そのままの輝きで世に出すのは、どうしたんだい?シャニP?流石に労働環境がつらくなってきたの?
これまでを示している
から、
正面を向くんじゃなくて、横に並んで手を繋げたらなんて可愛いことを言っている、鈴木羽那に祝福があらんことを
雑記
シャニソンがリリースしてしまって、早くプレイしたいので、もっと書きたいことも改稿もしたいけど、取り急ぎこれで。
各楽曲の共通歌唱パートだけ抜き出すと…とかやりたかったけど、時間があるときにやります。
最後に宣伝
いつも企画とかお世話になってるDiscordサーバー
相談・作業していたDiscordサーバー
シャニマス創作・研究支援サーバー shinylabo
🐼
ありがとうございます。ありがとうございます。ただ感謝の言葉しか出てこない