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#37 北海道の「近い」と「遠い」


北海道に住んでいて車を持っていると、
「近い」と感じる距離がバグってくる。笑

そもそも「近い」と感じる距離は人によって全く異なるんですよね。
前職の時は一時期頻繁に栃木県に行っていたので、東京ー栃木間は私にとって「ちょっとそこまで」の距離感だった。
たぶん私は、人よりも「近い」と感じる距離が長いと思う。
距離の価値観?距離の感じ方?は様々あるけれど、北海道に住むと、その感じ方が変わってしまう人が多いんじゃないのかな。

初めての遠出は下道3時間のエスコン

北海道に来て初めて遠出したのは、
車で3時間の距離にあるエスコンだったけれど、
その時は初めての長距離運転でドキドキしたし、「遠い」と感じていた。
でも、1回行けちゃえばその距離を近く感じるし、負担にも思わなくなった。
「車で下道3時間で行ける距離なんて近い!!!!」と思っている。笑

いつ見てもカッコよくて感動するエスコン


最長更新!高速使って6時間の函館

6月末には、長距離運転の最長を更新して函館まで車で行ってきた。
休憩も入れつつ、高速道路も使いながら6時間くらい。
近いと感じる距離がバグってきているので、
「車で6時間で函館まで行けちゃうなんて!近い!」という感覚に。笑
友達にはさすがに心配された。
無理させちゃってごめんね・・・と気を使わせてしまったけれど、遠い距離も問題なく運転できるようになって自分自身が成長したなとしみじみする。笑
※移住する勢いで車を買ったけれど、購入当時は運転に自信があったわけではなったので、いろいろ不安だった・・

深川周辺の道路は運転しやすくて、そのおかげで上達できたと思ってる。

函館山ロープウェイからの景色


会社員時代の通勤は遠かった

会社員時代の通勤は、めちゃくちゃ長く感じた。
通勤時の満員電車30分は私にとって長かったし、すごく疲れる時間だった。
会社から自宅までドアtoドアで1時間くらいだったけど、その距離を「遠い」と感じていたし、ただの移動がとても辛い時間だった。

都会の電車1時間は長いと感じるけれど、
北海道の車1時間は近いと感じる。


北海道の6時間運転はなぜ飽きない?

北海道での6時間運転、全く飽きなかった。
もちろん多少疲れたりはしたけれど、なんていうか、楽しかった
なんなら前日なんて子どもの頃の遠足みたいにワクワクしちゃったし。

田畑の広がる景色や海の広がる景色、
美味しいものが充実しているSA
 などなど
北海道のドライブは飽きない。

休憩で立ち寄ったSAから見た素敵な景色!

カントリーサインを見てそのまちの特色を知るのも楽しいし、
○○町ってここにあったんだ!と名前は知っていたけれどどこにあるかわからなかったまちの位置関係を知ることもできる。
苫小牧ー函館間はほぼ海沿いのドライブなので、穏やかな海を見ながらのドライブ、楽しかったな~

高速道路のすぐ近くで牛が放牧されているところもあって、牛に会えるなんてラッキー!と嬉しくもなった。

北海道の道を運転していると、突然牧場があって、牛を見かけることも多い。
牛を見かけるたびに毎回、ラッキー!!と思っていて、なんだか嬉しい。


北海道の「近い」と「遠い」

自分がいる環境によって「近い」と「遠い」の感じ方は全く異なるってことを、深川に移住して体感したというわけ。

実際の距離が遠いことは、自分にとって重要な問題ではないみたい。
近いと感じるか、遠いと感じるか、
自分がどんな環境にいるかで変わってくるし、その時の精神状況によっても変わってくる。

深川に移住して、私の感じる「近い」はどんどん広がっていった。
どう感じるかは個人の話なので良いも悪いもないけれど、
こう感じるようになったのは、北海道に順応してきたってことだと思う。

私の場合、心の余裕から北海道での距離を「近い」と感じるようになったと思っているから、なんだか嬉しいことかもしれない。



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