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先週のショートショート【10月10日~10月16日】

■2022年10月10日(月)
妻からのお題は「リスク」。うーんと唸っていると、「得意なカフェものでも書けば」と言われ、バカ正直にリスクカフェの話を書く。長くなってしまった。方向音痴の話はどうしてもくどくなる。タイトルは「まじない」にする。

■2022年10月11日(火)
妻からのお題は「エコバッグ」。とある企業の登録商標なのだと知る。でもまあ、ふつうに使われているよね。反エコバッグ派の家庭の子どもが買い物に行かされるという話を考えるが、どうにも暗くなってしまい、よろしくない。空飛ぶエコバッグの話を書く。妻からのダメ出し多し。つまらないとは言われなかったので、アイデアはなんとかなっているのだろう。アップロードしてからも、数回、文章を訂正する。タイトルは「通勤」。

■2022年10月12日(水)
妻からのお題は「ヒロイン」。ヒロインが活躍したその後を書きたい。「婚活ヒロイン」という題名を思いつき、書いた。婚活に失敗する悲惨な話を書いたら、妻に「ひどいー」という反応があり、さすがにこれはないかと書き直し。

■2022年10月13日(木)
妻からのお題は「初対面」。なにも思いつかなくて困る。ふわっと刑務所の話を書き出したら、案の定ふわっとした話になってしまった。妻からは意外に「面白い」という反応がくる。タイトルは「初対面」にした。なんのひねりもない。

■2022年10月14日(金)
妻からのお題は「ピンク」。Akiさんは桜をテーマに雰囲気のあるマイクロノベルを書いている。私はなにしようかな。世界で一番愛らしいピンクといえば猫の口元ではないかと思うのだが、お話に結びつかなかった。口元。舌。美食家。と連想して、舌の色が変化する美食家の話を書くことにする。例によってオチは流れにまかせた。平凡な終わり方かなと思うが、とりあえず、これでよし。妻のOKも出たので、アップロードする。タイトルは「ピンク色の舌」。

■2022年10月15日(土)
妻からのお題は「おまけ」。会社の余興でつまらないおまけをもらってきたという話を書くつもりが、なぜか書き出したら奥様が下町におでんを買いに行く話になっていた。こちらのほうが面白い。タイトルは「おまけがほしい」がほしいにする。

■2022年10月16日(日)
妻からのお題は「靴下」。え。靴下。なにもアイデアが出てこないぞ。結局、時間ぎりぎりまでなにも思いつかず、冒頭から順番に書いていき、当たり前のことを書いて終わった。タイトルは「脱走」にする。「小品だね」と妻から返信が来た。

■まとめ
中編小説とショートショートの板挟みも今週で終わり。土曜日が〆切日だった。ぶじ送信完了。今回245枚書けたので、次の機会には400枚くらい書いてみたいが、まだ先の話。しばらくはショートショートに専念しよう。お題をもらったとき、なにも思いつかないのはもはやデフォルトであるが、2時間くらい考えて、1行目を書き出せばその先はなんとかなる。ということはまだスランプというほどひどい状態ではない。

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