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先週のショートショート【02月14日~02月20日】
■2022年02月14日(月)
妻から来たお題「石碑」でショートショートを書く。まず石碑にマイクロノベルを掘る光景を思い浮かべる。北野勇作さんが村長になっている村があれば面白いなと思い、「石碑村」というお話を書いた。妻からは「メタ?」と返信があり、「もっと普遍的なほうがいいな」とのこと。なるほど。固有名詞を取り除く作業をする。
■2022年02月15日(火)
妻から来たお題は「コンセント」。巨大なコンセントの話を考えるが、あまり出来がよくない。もうひとつ書こうと思って行き詰まる。家電会社が勝手にいろいろなサイズのコンセントを規格化していく話を書いたが、これも不発。サイズにとらわれて失敗したな。仕方なく、最初の話「雷様の町」を公開する。公開後のビュー数はトップクラス。なにが幸いするかわからない。
■2022年02月16日(水)
妻からはやめにもらったお題は「フィルター」。いろいろいじるが、うまくいかない。不調が続いている。フィルターからなかなか離れられない。メールのフィルタリングをネタにすることにした。不調なときは展開もうまく進まず。最初のタイトルは「フィルタリング税」、あとで「メール」に変更する。
■2022年02月17日(木)
妻から来たお題は「カタログ」。ここのところ、イマイチな作品ばかり書いているので、今日はなんとかしたい。書いては消し、書いては消しをくり返す。結局、よくあるというか、好きなパターンに落とし込んでしまった。タイトルは「便利なカタログ」。
■2022年02月18日(金)
妻から来たお題は「ブルドーザー」。ブルドーザーと呼ばれた人は田中角栄と小松左京。この取り合わせが面白いのでなにか書けないかと思ったが、無理だった。おもちゃのブルドーザーの話を書く。アイデアはよくあるやつ。書き方を考える。なるべく具体的に書く。タイトルは、「整地作業」にする。
■2022年02月19日(土)
妻から来たお題は「現地集合」。一所懸命、集まりそうにないところはどこだろうと考え、夢に集まる話を書くことにする。主人公は二夜連続で田中の息子になる。同一人物というわけではない。終わりの部分、最初は気にしている女の子とふたりになるという終わり方にしたが、「ちょっとエロティックすぎる」という指摘を受けて修正。
■2022年02月20日(日)
妻から来たお題「吹き抜け」。猫にエサをやりながら、「吹き抜けねえ。困ったねえ」と声をかける。ふと、怪獣はどうだろうと思う。困った時のタヌキとか、困った時の電子ネズミとかいろいろあるけど、怪獣もそのひとつだな。タイトルを「吹き抜け怪獣・ふけゴン登場」とする。妻は「ウルトラマンじゃなくてもいい」という意見。たしかにそうしたほうが普遍性が出るが、書き直しがむつかしそうだ。
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