それほどの努力を人は運という

Nizi Project（ニジプロジェクト）が好きです。外出自粛中に一気に見たのですが、女友達に共有したくなる面白さでした。一緒にあーだこーだ言いながら見たくなる感じ。

10代〜20代にはアイドルとして人気だし、30代以上のビジネスパーソンにはJ.Y.PARKさんの人材育成力が話題。全世代の注目を浴びているのが、エンタメとして質が高い証拠だなぁと感じます。

最終的に選ばれたメンバーについて考えていた時、わたしの尊敬する幻冬舎の見城徹さんの名言を思い出しました。

「それほどの努力を、人は運という。」

仕事や人生にも役立ちそうなので、具体的なシーンと合わせてふりかえってみます。

・相手の期待を超え続ける

アイドルの素質を完璧に持ち合わせた「可愛らしい」女の子が、オーディションでは正反対の「妖艶な雰囲気」のパフォーマンスに挑戦します。
自分の経験したことのない「大人の女性の感情」を表現するために、歌詞に感情の強弱を付け加えたノートを作り研究し、恋愛映画を見て切ない気持ちを汲み取り、未知の表現を自分のものにすることに成功します。

これって完璧に「勉強」ですよね…！マーケティングがしっかりとできている。アイドルって、歌とダンスの練習をひたすら頑張るイメージだったのですが、良い意味で裏切られました。
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考え抜いた人には誰にも勝てないし、誰よりも考えたから、誰よりも自信がある。
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彼女のパフォーマンスは、見た目の可愛さやスタイルを差し引いても、人の心に訴えかけるものがあり、自信に満ち溢れていました。それはきちんと計算して創られたものだったのです。可愛いのに自分の魅せ方も知ってるって、人類最強です。

・「自分との約束」を破らない

グループでパフォーマンスの実力No.1のメンバーは、3年間練習生として努力を重ねていました。彼女は毎日決まった筋トレをして、毎日必ず日記を書きます。また、デビュー時期に間に合うように歯列矯正したり、体重の管理も徹底して「デビューする準備」が完璧に整っています。

もう、すごいストイックさ！年下なのに憧れました。なんなら、生まれ変わったらこういう人になりたいと思うレベル。

夢を叶えてくれるのは、「日々の地味な努力」です。
わたしは長期間パーソナルトレーニングに通っていましたが、筋トレって本当に辛くてすぐにサボりたくなります。日記を書くことも、3年間毎日続けるのは相当難しい。でも、それを続けているから、彼女は圧倒的なNo.1なんですよね。

自分との約束を守り行動を続けることで、確実に夢へと一歩近付く。
彼女の姿がとにかく眩しかったです。

この他にもたくさん胸を打たれたシーンはあるのですが、Nizi Projectは見城徹さんの言葉の意味を深く考え直すキッカケにもなりました。
自分の中でのお守りことばにしています。

改めて、こんなに若き天才をたくさん輩出している日本、すごい！