#3 オーディションについて［前半］

こんにちは。Fukaです！
今日はオーディションについて、お話したいと思います。
昨日、アースフレンズ東京Zの専属チアリーダーZgirls&Zgirls nextの20-21シーズンメンバーのオーディション情報をリリースさせていただきました。

他チームからも続々と情報が流れていますよね👍
色々なきっかけでチアリーダーになりたい！オーディションに挑戦してみよう！と思った方へ、Zgirlsのオーディションの受験を考えてくださっている方へ、少しでも参考になればと思い、拙い文章ですが私なりの考えをこちらにシェアさせていただきます。

オーディションとは。

まずオーディションとは何でしょうか…。
自分の力試し。人生をかけた戦い。夢への挑戦。記念受験…
いろいろありますね。私自身も今までにチアだけではなく、様々なオーディションを受験してきました。オーディションは、結果を出す場所でもあり学びの場所でもあると思っています。
私が人生で初めて受験した横浜ベイスターズdianaのオーディションではありがたく合格をいただけたものの、その後は不合格だったことももちろん何度もあります。ですが不合格もいい経験。もちろん1回の受験に全力を注いで準備するのが大前提ですが、それが良い結果につながらなかった場合も、自分に何が足りていないか？もっとできたことはないか？を考え、さらに成長できるチャンス！
結果が不合格だったからって、そのチームを敬遠するのは違う。本当に入りたいなら何度も挑戦することもできる。最近見ていると、落ちるのが怖くて（恥ずかしくて）受験をしないという選択をしているのでは？という人が多いな…と感じています。
何にしろ、何事も挑戦しなければ始まらない。自分には自信がないから、力不足だから、とあきらめるのは本当にもったいない！
受験する！と決めて気持ちの一歩を踏み出したら、あとは進むだけです✨落ちたらどうしよう…とか思ってる暇があったら準備に時間を使いましょう！！！できることは無限大！！！

チーム選び

初めて受験する人によく聞かれる質問の一つ。
「チームってどうやって選んだらいいですか？」
この答えはとてもシンプルだと思っています。

『ここに入りたい！と思えるチーム』
『そこにいる自分が想像できるチーム』

まず自分でいろんなチームを見てみてください！現地に行けなかったとしても、今はSNSやYoutube等で多くの情報を得ることができます。時には正しくない情報もあるかもしれませんが、『どんな衣装なのか』『どんなダンススタイルなのか』『どんなメンバーがいるのか』『どんな人材が求められているのか』『どんなコンセプトを大切にしているチームなのか』『ディレクターはどんな人なのか』『チーム全体の雰囲気は？』いろんな情報が出てくるはず！専属チアとして毎年オーディションを開催しているチームや、現地の学校やダンススタジオに丸ごとお願いしているチームもあったりするので、その情報も分かってくると思います。同じチアでも、野球、サッカー、バスケ、アメフト…スポーツによってチアチームの在り方も違います。

もちろん家から通えるかな、とか仕事と両立ができるかな、とか…現実的なことの確認も必要。
そして自分に合っていそうなチーム、ここに自分も存在したいと思えるチームを絞っていく。自分がそのチームに入れたらどんなチアリーダーになりたいか？どんな新しい風を吹き込むことができるか？この段階でそこまでイメージできたら素敵ですね。
複数のチームを同時に受験することがNGという訳ではありませんが（チームによるかも）、とりあえず入れれば、自分が踊れさえすればどこのチームでもいい、というスタンスはNG！
そのチームをCheer Upするチアリーダーとして、まずそのチームを好きになって魅力を伝えられるようにならなければいけないので、なんとなく〜という気持ちが見え隠れするようでは審査員に何も伝わらず、せっかく素晴らしいダンススキルを持っていても不合格へ一歩近付いてしまう原因になります。
こんなことを意識してチームを探してみてください。そして気になったチームの情報を徹底的にリサーチしてみましょう！

書類審査

受験するチームが決まったら応募の準備です。
だいたいのチームで、まずは書類やメールによる一次審査が行われます。
おそらくどこでも必要となるのは

●プロフィール（名前、住所、サイズ、勤務形態、稼働可能時間）
●写真（上半身、全身）
●志望動機

この辺です。これは絶対に嘘を書かないように！（少し身長を高めに…）（ウエストを細めに…）（NGな曜日があるけど合格したいから…いつでも動けます！）これは全部ゆくゆくバレて自分の首を締めます。笑　
そして写真。今では携帯でもパソコンでもいろんな加工ができる時代ですが、加工は絶対に！！！NG！！！！！写真だけかっこつけても何もいいことはありません。写真でスタイルが悪く見えるなら実際にやせなければいけない必要もあるかもしれないし、顔を偽るくらいなら、ポージングや首の角度の研究をしてよく見せる方法を考えましょう。驚くような写真の一例を書いてみますね。

・友達と一緒に撮った写真を切り取ったもの
・パジャマ？っていう服装。笑
・運動した後？という感じのボサボサめのヘアメイク
・全然スタイルの分からない服装
・プリクラ？というレベルの加工写真

写真も審査対象の一つであることは皆さん分かっていると思うので、自分を一番綺麗に魅せられるポーズ、そのチームのイメージに合った服装、ヘアメイク…意識してみてください。
最後、志望動機。これも審査にかなり影響してくることは分かりますよね。
短すぎNG、長すぎNG。正しい言葉遣いと分かりやすい文章で、どれだけ自分の熱い想いを表現できるか。
私も審査の際にはかなりここは重視しています。
「自分の踊りで人にパワーを与えたい！」
「自分の好きなダンスで好きなスポーツの応援をしたい！」
正直、これでは私の心にはささらない…。誰にでも言える言葉だからです。と言う私も若い頃はこの言葉を使っていました。大反省。ほんとありきたりだな〜…と今では思います。自分はなぜこのチームに惹かれたのか？このチームに入ったら自分はどういうことでチームに貢献ができるか？しっかり伝えましょう！
ここで落とされてしまうと、オーディション会場に行くこともできません。そんなの悲しすぎるので、まだ会ったことのない審査員に伝わるように気持ちをこめて、自分の魅力、存在をアピールしてください！

また、現在のコロナウイルスの影響を受けて、今回Zgirlsのオーディションでは、書類審査に自由演技の動画もプラスされています。これは初めての試みです。
まじか…！と思った人もいると思います。ですがこれはかなりチャンスですね。やり直しがききます。例年のように会場で一発勝負で踊るのとは違って、自分の納得のいくまでやり直せる。色々なパフォーマンスが届くのが楽しみです。
踊る場所がたとえすごく広いスタジオではなくても、自分のベストを尽くしてほしいです！何かの動画の使い回しや、友達と一緒に踊ってる動画なんて論外。
しっかりZgirlsとして踊っている自分を想像してもらえるようなパフォーマンスを考えて、ウェアは？ヘアメイクは？表情は？目の前に私や審査員、その先に360°、体育館のお客様がいることを想像しながらパフォーマンスしてください！

ZgirlsとZgirls nextの違い

最後に、東京Zならではのシステムについて少し話します。
よくZgirlsとnextの違いは？と聞かれますが、nextが研究生、みたいな位置付けではないです。nextを経験しなければZgirlsになれないわけでもないです。
分かりやすい一番の違いは、

Zgirls：全試合の出演が必須。シーズン中に違うことへ挑戦することは原則NG。

Zgirls next：学業や仕事との両立を応援。試合への出演はシフト制。シーズン中に他のオーディションへ挑戦することも可能。

皆さんご存知のようにチアリーダー達はそれだけをお仕事として生活できるような環境がまだ整っておらず、学校や仕事との両立をしながら活動しています。
私は今までいろんな素敵なチアリーダーが仕事との両立に悩み、やむなく引退していく姿を何度も見ました。また、才能ある若い人材が学校と両立できずに諦めるのも見てきました。これをなんとかしたい…と思った結果、形になったのがZgirls nextです。意外かもしれませんが、メンバーの中には社会人もいます。全部の試合に出演できなくても大丈夫です。
また、学生の間にプロの環境を経験し、自分の糧にしていけることは本当に恵まれたこと。 
パフォーマンスの回数や待遇も違いますが、与えられた環境で全力を尽くしてくれる歴代のnextメンバーのおかげで今もこうしてチームが続くことができています。

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私が伝えたいことばかり長々と書いてしまいましたが、少しは誰かの参考になっていたらいいな。と思います。次の記事では、書類審査に合格して、ついに会場に受験に行くところからの話をしたいと思います(*^^*)
 
今日はここまで。（十分長い。笑）
読んでくださってありがとうございます！
 
 
Fuka
 
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