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第二章 人生二番目の死の淵へ近づく/なんでも屋さんの日常
*この話は3章に分かれています。こちらは第二章です。
同じヘッダーのお話が続きです。第一章はこちら↓
第一章で完全に鬱モードへ突入したふうか。
ここで部屋でうずくまるのではなく、飛び出していくような行動力は、鬱になっても消えない(いいのか悪いのか)。しかしその前に、ふうかは20数年の人生の中で二番目に死に瀕する精神へと堕ちる。
第二章:人生二番目の死の淵へ近づく
*自殺に関する描写があります。精神状態に悪影響だと思うので、辛い場合は読むのを回避して第三章へ飛んでください。
自室に鍵をかけて立てこもりながら、パートナーへ電話を切ったことの謝罪と、家出することを宣言。場所も決まっていないが。どうやら気づかぬうちに上り始めていたジェットコースター。それは唐突に発射される。あ、もう、無理だ。無理すぎ、出ていく元気もないや。もう。
『もう無理しんだらごめん』
どのくらい本気か、今の自分でもわからない。わからないけど、はっきり、死ぬことを意識した。パートナーに死ぬことをもう一度謝って、そこから自殺の方法を考えた。電話がかかっている。もちろん相手はパートナー。今でも申し訳ない。あ、いや、ありがたいと言わねばならないのですが(認知療法中)。電話のコール音がつらい、思わず切ってしまう。しばらく真っ白な中で、一番人に迷惑が掛からない死に方かつすぐにできる方法を考えていた。
ふとLINEを見る。「〇〇(名前)?」「こっち帰ってくる?」
とりあえず、『まだ生きてる』と返信。
すると彼は、私の母に連絡済みだった。行動力半端なかった。
母からすぐに、「〇〇くん(パートナー)から電話来たけど?」と。
『間違えたって』と弁明。そこで母は、またもや地雷を発射。
「びっくりしたやん(笑)」
これでもう家出すること確定。体力云々は言ってられぬ。もちろん母は、私が心療内科に行ったことしか知らず、ここまでやばいとは知らない。知らせていない私が悪い。でもこんな状態の人に私は絶対に説明する努力はできない。私の頭に浮かんでいる言葉はどれもひどい。『だまれ』『うるさい』『しね』私が言われて傷ついた言葉たちそのものを、母に思った。そして重なるグルホでの出来事。ああ、ダメだ。とりあえず今の気持ちをパートナーにぶつけながら、謝る。こんなこと言ってごめん。
「いや言ってくれ。頼む」「生きてる証拠がほしい」
これは、全国の鬱サポーターの皆さんメモしておいてほしい。これはかなり冷静にさせられた。生きてる証拠が欲しいだってさ。そう、黙ってたら私、死んでる可能性があるくらいやばい。ならLINEでどぎついことでも言ってる方がマシだ。そこからは家出に向かって動き出す。
パートナーの家は、遠い。電車に乗らなきゃいけないのもなかなか危ない。ふとしたら飛び込む可能性は常にある。なぜなら行動力と思い切りの良さは私の長所。そしてこの場合では短所。パートナーに勧められて地元の友達に連絡入れつつ、空き部屋を貸してくれる知人が現れた。ので、そこに甘えて暖かい室内、Wi-Fi付きを確保。やはり、人には恵まれている。そんなこんなで、どうにかこうにか、私は暖かい場所への家出を決行できたのであった。
チップとは?
自分を甘やかすためにもお金がいる。お金がいるのに鬱だから働けない。どうする?とりあえず自分の持てる(持ってるかも不明な)文才を駆使して、noteにして、チップをもらえたら、その分だけ自分を甘やかそう。
想定外の出費は、想定外のチップで。そうすれば、罪悪感なく甘やかせて、生き延びるのでは?そんな思いつきでnoteをしばらく書きます。
また、みなさんのお話を聞いたり、noteにしたり、なにか私ができることをする代わりに、サポートしていただくことも可能です!その場合はTwitterかInstagramに DMしてください📩なんでも面白そうならやります。PayPayで送金していただければ嬉しいです🙇♀️
下のサポート(アプリ版では表示されないため、webより閲覧してください🙇♀️)より皆様からいただいたチップをもとに、自分を甘やかしてきたいです。甘やかした後、精神がおさまれば、再び「なんでも屋さん」として、新しい働き方、生き方を表現しつつ、日常の中の小さな困りごと、ワクワクを叶えるという面白い仕事を創っていきます。私のペースで。なんでもない私たちが、ちょっとでも生きやすい社会に。
*ちなみに一番死の淵に近づいたのは、生まれた瞬間にへその緒を巻いていて、産声を上げなかったことです。
最終章、第三章はこちら↓
応援されて生き延びたいと他力本願のふうかです。ゆる~く生きたいだけなのに、なぜこんなに大変なのか?情緒不安定な毎日=「なんでも屋さんの日常」と、みんなのリアルな話=「なんでも屋さん@オンライン」をどうぞお楽しみください!PayPayでのサポートはこちらのIDへ:fuka88726