ふかふか店主

ふとんに関わって40年。ネットのふとん専門店「ふかふか」の店主・江塚です。 ふとんは毎…

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ふとんに関わって40年。ネットのふとん専門店「ふかふか」の店主・江塚です。 ふとんは毎日使うものだから、自分にあったものを選ぶことが一番大事。ふかふかは専門店ならではの品揃えと接客で、お客さまのご期待にお応えいたします。あなたの睡眠のお悩みは何でもふかふか店主にご相談ください。

最近の記事

羽毛ふとんを買い替えるなら合掛という選択もあり

熱帯夜がつづいた夏もやっと終わり、そろそろ掛ふとんも少しあたたかいものに替えましょうか。といってもいきなり冬の羽毛ふとんでは暑すぎますね。とくに寒い地方でなければ 11月くらいまではあたたかすぎる布団はかえって寝苦しく なります。 そんなときには良質の羽毛を使った合掛(あいがけ)ふとんがおすすめ。冬の本掛ふとんの半分程度の充てん量ですがそれでも十分にあたたかい。暑過ぎないので汗ばむこともなく、しかも軽いので掛け心地がいい。年内はこれ1枚でいけます。 もちろん、おすまいの

    • 「ベッドパットを使ったほうがいいですか?」~マニフレックスに使うおすすめ敷きパットとは~

      マニフレックスマットレスをベッドに使うために購入される場合に、「ベッドパットは使ったほうがいいですか」と聞かれることがあります。買い替えのお客様の場合、これまでベッドパットをしてボックスシーツを上からかけている人がほとんど。もちろん、同じように使っていただいても大丈夫ですが… ベッドパットは本来、マットレスの汚れ防止や汗取りのためのものです。これまで一般的だった金属コイルを使ったマットレスではそれが普通でしたが、マニフレックスマットレスをより快適に使うのでしたら、シーツの上

      • 「いつかはゴミになる寝具だから」SDGs時代の枕選び:快適さと環境への配慮

        寝具の中で、買い替え頻度が高いものと言えば枕です。重い頭をのせる枕はヘタリやすく、それによって寝心地が悪くなるからです。新しい枕を買っても予備として保管することもありますが、ほとんどの場合、古い枕はゴミとして捨てられます。 現在、枕の中材は多様であり、少し前まではストローをカットしたようなパイプが多く使われていたり、最近では極小の発泡ビーズが人気のようです。これらの中材はプラスチックごみとして分別されますが、埋め立てても土に戻らず、燃やすと有害ガスが発生する可能性があります。

        • 日本の夏にはガーゼケットをおすすめします

          GW連休が終わるころには、もうすっかり夏になってしまう今の日本の気候。これから真夏にかけて、おすすめの寝具を紹介します。 それは「ガーゼケット」です。もうすでに使われている方もおられると思いますが、これまでの綿毛布やタオルケットと比べても快適で、取り扱いもラクなのでおすすめです。 ガーゼを3~5枚ほど重ねたタイプが一般的で、通気性にすぐれているので熱帯夜に掛けていても蒸れることがありません。タオルケットに比べて断然軽く、重ねたガーゼの間に含まれる空気のおかげで、ほどよいぬ

        羽毛ふとんを買い替えるなら合掛という選択もあり

          これからの夫婦の寝室は

          大谷翔平選手の結婚を連日マスコミが報道している中、テレビ朝日のモーニングショーでコメンテーターのT氏が「大谷さんは睡眠時間が長くて10時間も12時間も寝るということですが、奥様はその間隣りでなにしてるの?」と言ってたので笑ってしまいました。 夫婦だからといってずっといっしょに寝ていなければいけないことはなく、さっさと起きてデコピンの散歩にでも出かけるかもしれませんよね。 また、新婚だからといって必ずしも大きなベッドでふたりで寝るとも限らず、アスリートとして体調管理を第一に考え

          これからの夫婦の寝室は

          姿勢のいい子どもにするためには寝具も大事です

          一般には赤ちゃんはベビーベッドでベビー用布団に寝かせることが多いです。成長に伴いベビーベッドを外した後は ①親の隣で小さいサイズの布団を敷いて寝る ②親と一緒に大きめサイズの布団で添い寝する ③大きいサイズのベッドで親と一緒に添い寝する などがあります。小さいサイズの布団とは子ども用ジュニアサイズの敷布団です。 ジュニアサイズの後は大人サイズになりますが、ジュニア用敷布団は大人用に比べて機能が劣り、サイズだけが小さい寝具が多いです。本来はベビーの後、幼児・小学生時期は最も身

          姿勢のいい子どもにするためには寝具も大事です

          高い枕を使うと脳卒中になりやすい!?

          先日、こんなニュースがネットで流れました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高い枕を使っていることが脳卒中の一因である「特発性椎骨動脈解離」の発症リスクになっていると、国立循環器病研究センターの研究チームが発表した。首への負担がリスクと考えられ、チームは「殿様枕症候群」と名付けて注意を呼びかけている。論文が国際学術誌に掲載された。 (読売新聞オンラインより抜粋) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新

          高い枕を使うと脳卒中になりやすい!?

          ガーゼと脱脂綿の寝具パシーマ・パットシーツ【パシーマふきんプレゼント付】

          先日、テレビのバラエティ番組を見ていたら、ある芸人さんが「敷布団の上に自分が寝るところにだけバスタオルを敷いて寝ている」と言ってました。布団で寝る時もベッドで寝る時も汗をかくので、汗で敷布団まで湿っぽくならないように…ということなのでしょうが、「朝はたいてい、まくれてたりずれてたりしますが(^^;」とのこと。 この芸人さんのようにバスタオルをシーツ代わりに使っている方や敷パットを布団にいちいち引っ掛けるのが面倒という方もいると思います。 そこで、そんな方におすすめしたいの

          ガーゼと脱脂綿の寝具パシーマ・パットシーツ【パシーマふきんプレゼント付】

          「枕を使わない方」のためのピローシート

          お店で接客していてたまに聞くのが「私は枕を使わない」というお客様の声です。低いまくらでないと合わないし、合うまくらがないからと。ストレートネックの方は、枕の代替えにバスタオルを重ねて使っている方が多いようです。 ただ、タオルを重ねて高さをあわすことができても、弾力がないので寝返りがしやすくないでしょうし、寝ている間にタオルだとずれたりすることもありますよね。 薄い枕があればいいのですが、あまり薄いと素材によってはペラペラで弾力がなく頭が底つきしてしまいます。 そこで、当店

          「枕を使わない方」のためのピローシート

          敷き寝具の湿気対策らくにできます

          7・8月は一年のうち一番湿度が高い季節です。梅雨はもちろんジメジメした季節ですが、梅雨が明けて真夏になってから気温が上がるのにともなって湿度も上がり、寝ている間にかく汗も増えます。この湿気のピークの時期は寝具も当然湿気っぽくなりがち。 ほうっておくと、カビをはやしたり、悪臭やダニの発生の原因になりかねません。最近はマニフレックスのようなウレタンタイプのマットレスをフローリングの床の上に直に敷いて使ってられる人が増えています。 ウレタンは日に干すとその質が劣化しますので、お部

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          日本人は座りすぎらしいです

          シドニー大学の調査によると、日本人の座位時間はサアラビアと並んで約7時間とか。これは調査対象20か国の中で最も長い!また、日本人の睡眠時間は平均7時間42分で、過去20年間にわたり減少を続けているそうです。 最近では、快適な睡眠のために枕の重要性は認識されていますが、お尻の下で使うクッションも同じくらい大事。長時間座っているとお尻や腰に負担がかかり、不快感や痛みとともに疲れが増しますよね。 そこで、当店では長時間座っていてもお尻が痛くならないシートクッションの販売をはじめ

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          寝つきがよくなる枕はありますか?

          5月は新緑の季節。最近はアウトドアキャンプを楽しまれる方が増えているようですが、緑に囲まれた中にいるだけでも気分がすっきりしてきますね。 森林浴はなぜ気持ちがよくなるのか? もちろん、いつもと違う自然の多い環境だからということもありますが、木々が発する香りにとくにストレス軽減や精神を安定させる成分があるとのこと。森の香り成分として有名なのは、免疫力を高める香り成分「a-ピネン」という成分。含有量の差はありますが、ほとんどの森の木に含まれているということです。 寝つきが悪い

          寝つきがよくなる枕はありますか?

          その寝具は何年使えますか?

          お店で接客しているとよく聞かれます。 ほとんどの寝具は何年でも使えますが、ただし快適ではなくなっていきますとお答えしてます。 10年保証のマットレスでも10年でだめになってしまうわけではなく、20年でも快適に使われる方はいくらでもおられます。 テレビ、冷蔵庫、洗濯機のような家電製品なら壊れたらすぐに買い替えないと生活に支障をきたしますが、寝具は壊れませんから買い替えどきがわからないといつまでも使ってしまいがち。 ただ、日ごろのカラダの不調がその使いっぱなしの寝具が原因と

          その寝具は何年使えますか?