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高い枕を使うと脳卒中になりやすい!?

先日、こんなニュースがネットで流れました。

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高い枕を使っていることが脳卒中の一因である「特発性椎骨動脈解離」の発症リスクになっていると、国立循環器病研究センターの研究チームが発表した。首への負担がリスクと考えられ、チームは「殿様枕症候群」と名付けて注意を呼びかけている。論文が国際学術誌に掲載された。
(読売新聞オンラインより抜粋)
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新聞、テレビでも報道されてましたが、極端に高い枕を使っていると首が大きく曲がった姿勢になりそれが首の後ろの椎骨動脈が裂けてしまう病気になりかねないということのようです。スマホで動画を見たり、ゲームをする目的で極端に高い枕を使用してたりするケースもあるようです。普通に寝るのにそんなに極端に頭だけを高くして寝る人はいないでしょうから、ちょっとこのニュースの伝え方が煽りっぽく誤解を招きそうだなと感じました。

枕選びでは高さ、硬さは当然大事なポイントですが、とくに意識していただきたいのは枕を使う寝姿勢です。枕は殿様枕のように頭をのせるための寝具ではなく、首をやすめるための寝具という意識で使うのがいいというのが私の考えです。
ボーリングのボールほどの重さがある成人の頭をいつも支えている首を寝ているときにきちんと休めることで、肩のまわりの筋肉もほぐれ肩こりや頭痛の軽減にもつながります。
枕は高さ、硬さ、弾力が自分の体格、寝相にあったものを選び、枕を使う寝姿勢も首がきちんと支えられているようになっているかを意識して使ってほしいです。


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