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「いつかはゴミになる寝具だから」SDGs時代の枕選び:快適さと環境への配慮

寝具の中で、買い替え頻度が高いものと言えば枕です。重い頭をのせる枕はヘタリやすく、それによって寝心地が悪くなるからです。新しい枕を買っても予備として保管することもありますが、ほとんどの場合、古い枕はゴミとして捨てられます。
現在、枕の中材は多様であり、少し前まではストローをカットしたようなパイプが多く使われていたり、最近では極小の発泡ビーズが人気のようです。これらの中材はプラスチックごみとして分別されますが、埋め立てても土に戻らず、燃やすと有害ガスが発生する可能性があります。SDGsの観点からも、こうした製品はあまり販売したくありません。

一方で自然に戻る素材や、燃やしても有害ガスを発生しない素材で作られた枕があります。
当店の人気商品であるボディドクターピローのラテックスやひのき枕のチップは、まさにエコ素材です。
ボディドクターの枕は100%天然ラテックスを使用し、ゴムの樹液を空気で発泡させたもので土に埋めると2年半で分解されます。ひのきチップは檜そのものをカットし研磨したもので燃やしても問題ありません。マニフレックス枕のウレタンフォームも水で発泡させたもので有害ガスが発生せず燃えるゴミとして廃棄可能です。

寝心地や熟睡のために枕を買い替える際でも、使用している材料が環境に与える影響を少し考えていただけると世の中のためになると思います。


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