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「文章を書くのが得意」だと思ってた自分がライターを始めてぶつかった壁|サンディアスちるちる編集部・初夏ラノ

はじめまして、初夏ラノと申します。株式会社サンディアスが運営するWebメディア「ちるちる」のインターン生として働いている大学4年生です。

大学3年生の皆さんは就活の真っ只中! という方も多いのではないでしょうか? 一方1年生や2年生の方は、将来の進路や目指す業界を探している最中かもしれません。

そこで、インターンを探しているみなさんに、弊社のインターンで経験できる業務内容や身に付いたスキルなどをお話しできればと思います! 1年生から募集していますので、ぜひ応募の参考にしてみていただけますと幸いです♪


自己紹介

まずは簡単に自己紹介をさせてください!

仕事中の初夏ラノです

名前:初夏ラノ
業務内容:記事執筆、画像作成、企画進行業務など
インターン歴:約1年半

こちらのインターンでは、BL情報サイト「ちるちる」に掲載する記事の執筆やSNS投稿用の画像の制作をしています。

プライベートでは主に二次創作を漁ったり、文章やイラストを書いたり妄想したり創作BLを見て拝んでいたり……。根からのオタクとして生きています。

BLへの目覚めは高校生の頃。某アニメの二次創作イラストを漁っているうちにじわじわと花開いていました。元々男×男も女×女も男×女も女×男も好きなCP厨でしたが、このインターンを通して商業BLを読むことも増え、オリジナルでキャラクターを考えたりと楽しくオタクライフを送っています!

なぜインターンに応募したの?


さて、私がサンディアスのインターンに応募したのは、3年次の6月頃のこと。就活を考える時期になり、周りが長期インターンへの申し込みをし始めるなど、かなり焦っていた時期でした。

私も周りに倣って長期インターンを検討し、色々と行き先を探してはいたのですが、どこも「いまいち自分が継続して取り組むもの」というイメージが湧きませんでした。

自分の特徴や好きなものに関われるインターンはないか、と探したある日の深夜、ふと「BL」関連のインターン募集をしていた広告を見た記憶が蘇りました。……本当にあるのか? 白昼夢だったんじゃないか? と思いましたが、検索結果にはちるちるのインターン募集ページが。そのまま募集要項を読み、申し込みました。

元々私は二次創作をBLライフの中心にしていたので、商業BLにあまり詳しくありませんでした。ちるちるのサイトを覗いたこともありません。あったのは思い切りとタイミングと勢い、そして自分自身のオタク感覚と「このインターンを通じて商業BLを知りたい」「自分のことを知りたい」という思いでした。

インターンをはじめてみて


インターンの業務は、簡単な記事作成から始まりました。学校などでパソコンに触れる機会はあるものの、仕事として使ったことがないため焦ったり緊張したり、ケアレスミスを多く作ってしまったりとすったもんだしていたと思います。
また、私はインターン前から二次創作小説を書いており、文章には少し自信がありました。しかし、インターンで文章を書いてみて初めて、基礎的な文章の書き方を押さえ切れていなかったことが判明し、ショックを受けることも……。

仕事としての文章は、趣味として好きに文章を書くことや、学校のレポートで文字数を埋めることとは異なり、「どうしたら読者の行動を促せるか」ということが求められてきます。主観的に文章を書くことはしてきましたが、「読者の需要があるのか」「この記事を読んだ人がどんな情報を求めているのか」を考えながら文章を書く必要があるので、最初のうちはとても苦労をした記憶があります。
今も、自分が書きたいものを書く!  というだけでなく、「BLの情報を楽しみたい」「パワーワードがあるとくすっと笑える」客観性を意識しながら毎日頑張って記事を書いています!

これは画像作成の時も同じで、2時間かけて丁寧に色をつけたりバランスを取ったりデザインを目にかけたものよりも、1時間弱で短いタイトルや紹介文で興味を惹くシンプルな画像の方が色んな方々に見てもらえた、という経験がありました。

顔を見たこともない読者が見たいものに応える難しさは、サンディアスでインターンをしなければ学べなかったものではないかと思っています。

仕事を通じて成長したこと


このように、インターンを通して成長できたことはたくさんあります。

1つは、失敗した時、「自分がどういうタイミングで、どのようなことでミスをしてしまうのか」を毎回考えて次に活かそう! と思えるようになったこと。ミスや、担当になった記事のテーマの意図を汲み切れなかった際のフィードバックを丁寧にしてもらうことで、苦手を克服し成長に繋げることができました。

2つ目は、「やれるところから地道に取り掛かる」ことです。初めは作業を依頼されるたびにこんな文章量を書けるだろうか……これは合っているんだろうか……と戸惑うことから始まっていましたが、場数をこなしていくごとに初めて取り掛かる形の記事でも「頑張ればできる」と落ち着いて優先順位を決めることができました。

3つめは、俯瞰的な視点で考えるようになったこと。普段Xやインスタを見るだけでも、興味を惹かれる面白いコンテンツやオタク心くすぐる概念はたくさん見つかります。SNSで見かけたこの作品は人気なのだろうか。人気なのであれば、サンディアスで何か活かせることがあるのだろうか、と思いついて自分からネタ出しをしてみることもあります。私はサンディアスで働き、新しい発想を仕事のきっかけに応用できるようになりました。

しかし、逆に「これは今とても人気で、これをテーマにして記事を出す予定も立てているが、果たして利用規約や顧客の需要に応えているのだろうか」という考えを持つことの大切さも学びました。発想を広げ、顧客が楽しめるようにする。その上で、間接的に関わっていく出版社の方々や流行のネタの発信源の方に迷惑をかけないように利用規約などを調べつくす。
仕事として好きなものを取り扱わせていただく経験が、過剰なほどの誠意と俯瞰的な視点を持たせてくれました。

どんな人が活躍できるのか


サンディアスの長期インターンで活躍できる人としてまず挙げたいのは、商業BLが好き、または商業BL知識は無いがBLが好きという人だと私は思っています。「BL」や「萌え」という概念の中には、まだ言語化が難しいものや個人的に差異があるものが多いように感じます。それを出力しようと頑張れる人であれば、インターンで楽しく学ぶ事が出来るのではないでしょうか。
具体的には、推しアニメや漫画を見て「ここがすごい!」とおすすめシーンを挙げられるような、強めの性癖やこだわりがある人です。これが1番大事な点だと思います。

次に必要なことは、パソコン作業を地道に出来る人。インターンをしている方は、大体パソコンの前でカタカタキーボードを打っています。動画撮影や配信に取り掛かっているすたもいますが、その撮影した動画やサムネも映像編集をしなければなりません。こつこつと作業をするのが好きな人には向いていると思います。ブラインドタッチができるとなおいいですね!

また、自分なりに順序立てて計画を行動に移せる能力も大切です。きちんとした、綿密な計画でなくても構いません。とりあえず行動してみて、行動しながらどのように記事を書き上げていくかを思考出来る人。「こんな要素を入れた記事を書いてほしい」という課題をクリアした上で、もっと楽しませるにはどうすればいいかを自発的に考えられる人は向いているのではないでしょうか。

最後に


最後に、サンディアスでは、職場にいる全員がパソコンでR18なBLを開いて真面目に仕事をしている状況が珍しくありません。この一文を読んで「なんて良い職場だ……」と思った方はぜひ門を叩いてみてください! 真剣にコンテンツを愛するスタッフがお待ちしています!


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