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本当は暗い音楽が好きでは?本当は6

はい、もってきました、すでにして6号を数える当マガジンも山場に差し掛かっております。なっかなか音楽にた辿り付かなかったんですが、このあたりからひょっこりはんですよ。

第6回は「売れてる音楽=売れなくなる」でしたね。

これって何となく皆さん、わかりませんか?
たとえば流行。最近ずり下げズボンの高校生男子見た?
ヤマンバ、少数ながら渋谷では歴史遺産としているそうですが。
アムラー。いやー見ましたね当時。引退に伴ってスマッシュ流行。

全部何処行った?

車高を下げた三兄弟(※マークII、チェイサー、クレスタ)にどでかいウーファー背負い込んで、誰だっけあれ、えっと、浜崎さんだ、浜ちゃん。元浜ちゃんは今じゃ社長のスーさんだもんね。いや違う、浜崎あゆみさん。彼女の1stとか2nd、ドンチードンチーっつって走ってるやついる?TRFの1stとか、あんた今借りてくる?

お分かりでしょうか。一度売れた音楽は、レコード会社はもちろん所属レーベル、事務所、皆で寄ってたかった二匹目のドジョウを狙うわけです。売れて欲しいから。んで、結局どうなるか。

長くても精々10年でアップアップだ。売れなくなる。

なーんでか(堺進)つーと、社会的に売れたから。音楽以外の環境も含めて総合的に売れたから。社会が求めているサウンドを広告代理店は血眼になって探り当て、CMやドラマ、映画なんかとタイアップし、宣伝に身を削る。んで、当初は良いんだけど、「流行した=流行おくれになる」公式は思いっきり当てはまります。最後は誰も得してない。下手したら金がもたらす影響で逮捕されたりしてな。この現象はど真ん中剛速球で売れなくなる典型として統計学会に一例報告モノです。

考えるまでもなく当たり前なんです。流行った=すーぐ流行おくれになります。今アメリカンクラッカー出したら売れないべか。そんなことさえ浮かびます。ま、一部は細々とやってくしかなくなるんです。まず99.999999%二度とブレイクしない。しないほうがいいよ。やだろ?不安定なのって。

その点、サザンの1st。まだ売れてるぞ?安全地帯のベストとか、ちゃげあすの一連、小田一正さん、甲斐さん一連。等しく売れてるぞ?今聞いていても全然誰に対しても恥ずかしくないよね?

ここにふかぁぁぁぁい音楽産業の構図が見て取れる。そして、第1回から繰り返し述べてきた少数派:多数派の構造。ジョジョにつながってくるんです。重要な要素をひとつ。1974年に発売された音楽、発売当初から記録的な長期間アメルカントップ40の頂点に君臨、その後・・・・まだ売れてる。100位以内にいるの。40年以上だぜ?あ、ビートルズじゃないからね。

第7回、いよいよ核心に近づきます。「ピンクフロイドの奇跡」

◆本当は暗い音楽が好きでは?本当は7

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不呪 杉山 http://fujiyuu.xyz

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