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初めての不妊検査で気づかされた無知すぎる私

妊活ゼロで不妊治療を始めようと決断した私たち夫婦。
この決断の背景には・・・

妻、結婚前に不妊検査

結婚前から、妻は月経時にかなりの貧血を起こしていました。
月経周期は安定していたものの、酷い腹痛になる時もあり、かなり重い様子でした。
排卵日と思われる日には、下腹部でやや引っ張られるような感覚もありました。
そこで、貧血の治療をお願いするために、妻はかかりつけの産婦人科で診ていただいくことにしました。
診ていただいたのは、結婚を控えた数カ月前のことです。

かかりつけの産婦人科は、妻の元自宅近くの個人医院。
優しく、気配り上手な女性の先生。
伝えるべきことはきちんと丁寧に伝えてくれます。
結婚を控えていることを伝えると、先生は卵管の検査も勧めてくださいました。

そして、不妊検査当日。
超音波検査、内分泌検査、卵管疎通性検査などを行っていただきました。

検査結果

先生から診断結果が伝えられました。
妻には、卵管狭窄、子宮内膜増殖症、子宮腺筋症、子宮筋腫の疑いがあると分かりました。

これらの結果、重度の貧血が起きていました。
先生の話によると、卵管は完全にふさがってはおらず、閉塞ではないだろうと。
画像には左右それぞれの卵管に狭窄が見られ、かなり狭くなっていました。

子宮が妊娠のために使われずに、長い期間、生理だけを繰り返していることで子宮内膜増殖症は起こるそうです。
子宮腺筋症とは、子宮内膜のような組織が子宮の平滑筋にできている状態です。
子宮腺筋症により、月経痛や月経過多などが起こるそうです。

そして、画像には3㎝ほどの子宮筋腫らしきものが写っていました。
子宮内膜増殖症で異型がある場合、子宮体がんのリスクが高まります。
後日、妻は子宮内膜全面掻爬術により、さらに詳しく調べる検査を受けることになりました。

妊娠や出産について無知すぎる私

後日、子宮内膜全面掻爬術による検査結果が出ました。
今のところ異型はなく、子宮体がんのリスクは低いことが分かりました。
子宮筋腫も経過観察で良いだろうと。

そして、先生から妊娠や出産がこれらの病気を改善してくれる最も効果的な治療だとも伝えられました。
なぜなら、出産が疾患の原因となっている子宮内膜をすべて体外に排出してくれるからです。

知らないことだらけでした。
無知すぎる自分に気づかされました。
私の知識は、教科書に載っているような身体の機能や構造のことだけ。
私たち夫婦の問題を解決するため妊娠や出産に関する知識については、全く持ち合わせてなかったのです。

実は、妻の不妊検査の時には、妻に伝えることができなかったことがあります。
私が不妊なのかもと思っていたことを。

いつも読んでくださってありがとうございます。 もしよかったら、もう少し私のnoteにお付き合いくださいませ💘 【全記事一覧】 https://note.com/fujiwaratakahiro/n/nd102e99cfc35