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Xデザイン学校ベーシックコース #05ユーザーインタビュー(2019/09/21)

計10回のベーシックコースも今回で5回目。ちょうど折り返し地点。
今回はユーザーインタビューについて学びました。

グループで「高画質の体験」というテーマで
インタビュアーとインタビューイに分かれてインタビュートレーニングをしましたが、印象に残ったのは以下の3つでした。

・「ユーザーの声は聞くな、行動を見ろ」
・「何か困っていることはありますか?」と聞くのは愚問
 →自身では問題や不都合に気づいていない
・いかにインタビューイに内省をさせるかがポイント
 →内省してもらうことで、本質的な欲求を発見することが出来る

そういう視点で考えた時、最近目にするユーザーインタビューは果たして意味があるものなのか?
というのを考え込んでしまいました。

自分たちで作り込んだ物の評価を聞くために、半ば我田引水の材料集めのような場としてユーザーインタビューを実施することが結構あったりするなということを講義を聞きながら感じてしまい、じっと手を見てみたり(苦笑)。

たとえば、今回のインタビューテーマ「高画質の体験」の
”高画質”というのも、おそらく正式な定義はあるんだと思いますが、人によっては色々解釈があるはずなので、問いの立て方、内省のさせ方によっては実際に思っていることとは違う答えが来てしまうこともあるだろうというのは、容易に想像できますし。
その道に詳しい人であればあるほどその罠にハマりやすいのではないかと思います。

「じゃ、あなたはちゃんとやれているんですか?」と言われてしまうともちろん非常に怪しいわけで、インタビューの場数を踏むことはもちろんですが、「なぜ?」を繰り返して掘り下げていこうとする際にも、単に「どうしてですか?」と聞くだけでは、相手は閉口してしまうわけで、そのためには観察眼を磨いたり教養を深めていかないといけないなということも感じました。

個人的に面白かったのが、インタビューで集めた声を第三者に共有する方法についてでした。
自身ではもちろん書き起こしなどはやっていましたが、大体そのデータは活用されないことが多かったんですよね。

「行動シナリオ」という形で”雑味”のあるストーリーにするというアウトプットは本業だけではなく、社外のプロジェクトなどをする時にも使えそう。

・・・

講義後、久しぶりに懇親会に参加しました。

口下手の私は、基本的に飲み会の場では周りの話を聞いていることが多い(気がする)んですが、今回は私のかなり狭いテンション上がるツボにどハマりしてしまって色々話してしまいました。

自分でもそのツボがいまいち分からないんですが、内省が足りないってことなんでしょうね(笑)。

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