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MAXWELL SUMMERS' TOUR 2016 #MST16 @新木場STUDIO COAST(2016/8/19)

Maxwellの存在を初めて知ったのは高校生の頃、かれこれ20年近く前になります。当時じゃ岩手の田舎で「なんて神秘的なんだろう」と聴きながら感じていた私もアラフォーの仲間入りをしそうな2016年。ついに初来日公演をするということで去年のD'Angelo並みに気合を入れてチケットをGETしたのでした。18時開場でしたが、午後仕事の休みをもらって開場前に現地に到着するという念の入れようで。(笑)

整理番号が早かったので前から2列目に陣取って開演を待ちました。

この写真だと暗くて良くわかりませんが、スタンディングの時はドラムの正面に行くようにしているので、そこへ。それとちょうどベースのDerrick Hodgeの演奏の様子も見たかったのですが、それもバッチリ見える位置でした。

D'Angeloの時はしっかり開演まで待たされたので、今回はどうなのかな?と思っていたのですが、以外にちゃんと開演時間の多分15分後くらいにはスタートしたと思います。


セットリストはいろんな所で紹介されていましたが、昔のアルバムから最新のまでまんべんなくやってくれた感じでした。

まず日章旗を振りながら登場のMaxwell。想像以上にフレンドリーで、かなり踊る人なんだなと。バッチリ決めたタイトなスーツ&ワイシャツが終盤に差し掛かるにつれてが汗まみれなっていったのですが、ジャケットは脱ぎつつも、ネクタイはしっかり締めたままでのパフォーマンスはいいなと思いました。ネクタイ外してしまったら、そのタイトなシルエットが台無しになりますしね。

そして、歌声はファルセットがライブなのに超素晴らしい。ドラムやベースの演奏も観察しようと思っていたのですが、思いっきり歌に引き込まれてしまいました。

そして、個人的に嬉しかったのは以下の3曲でした。

This Woman's Work

元々感動的な曲ですが、あまりに素敵な歌声で思わず涙が出てしまいました。そしてその後に一部で話題になっていた千代の富士、永六輔、大橋巨泉(敬称略)のくだりが。


Sumthin'Sumthin'

この曲はちょうど20年前の1996年に出た1stアルバムの『Maxwell's Urban Hang Suite』に入っている曲。


Fortunate

(この曲は公式の動画はアップされていないようです。)

個人的にはこの曲が聞けると思っていなかったのでびっくりしました。彼のアルバムにはおそらく入っていなくて、私は大学生の時におそらく日本では公開されていない「Life」という映画のサントラにこの曲が入っていて、そこで初めて聴きました。


ちなみに、一部情報では元々はアンコールの曲があったようですが、アンコールはなし。時間にして7、80分くらいだったかなと思います。ただ、個人的にはついに生で、そして、目の前すぐ近くにMaxwellが歌って踊っている、そんな空間に一緒にいれたことでかなり胸がいっぱいになりました。

去年の今頃D'Angeloのライブを初めて観た時も感動しましたが、さすがに涙は出なかったので、個人的にはここ数年で一番印象に残った(もちろんいい意味で)ライブだなと思います。

結構オーディエンスとの掛け合いもあって雰囲気良かったと思うので、D'Angeloのようにまた近いうちに再度ライブしてくれないかなー、なんて。でも、その時は大きすぎる会場じゃないといいなー(笑)。

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