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Xデザイン学校ベーシックコース #04質的調査の価値分析(2019/08/24)

前回までは講義ログ的な感じで時系列に記載するようにしていたんですが、それより講義を受けてどのように自分が感じたかを書いていこうと思います。

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今回はフィールドワークの結果をKAマップを作成して分析し、パターンランゲージを使ってサービスを考えるというものでした。

今回の講義の中で「概念化」の重要性が何度も言われていましたが、いざ自分たちのワークになるとそのことがだいぶ抜け落ちてしまい、個別事象をただ言い換えるような形のアウトプットになってしまうという状態でした。

UXパターンとして示されていた「W型問題解決モデル」の流れが前回、今回の講義だったのだなと理解したのですが、

前回の浅草でのフィールドワークは、正直なところな具体的な問題提起したうえでフィールドに出られたわけではないので、今回のような煮え切らない形のアウトプットになったのかなと思いました。
何かテーマを持たないでフィールドに出て何か問題が発見出来るほど、人間の行動は甘くないなと。


ちなみにKA法については、以前に一度ワークショップ参加してその時も消化不良に終わったのですが

これがうまく行かなかった理由が、この時よりは明確になったと思います。
ツール単体で使って何か答えが出るほど甘くはないんだなと。


そして、チーム内ワークとして、「行き詰まったらまず手を動かすこと」ということは改めて身に沁みました。
失敗しても何もリスクはないこの場なので、どんどん手を動かして失敗していきたいと思います。

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ちなみに、講義の中で以下のような話があったのですが、

・問題とは「ありたい姿(ビジョン)」と「現在」とのギャップ
・企業は「意味につながる本来ありたい姿」が描けていない
・意味(Meaningful)は「何のために(For What)」が重要である
・問題に対する答えは問題を定義する必要があり、概念化することで問題が明確化してくる

今回の講義で推薦図書として挙げられていたこちらの本とリンクしている話だなと、講義後読んで改めて感じました。

私が今仕事している業界や組織、そして自分自身に置き換えて考えた時、何故課題が解決しないのか?そして、これからどう生きていくべきか。

クソ仕事の蔓延とか、居酒屋で話すと超盛り上がると思うんですが、決してもう若くはない自分としては、「もしかして自分もオールドタイプかしら?」とギクッとするところもあったりしました。

参考図書としては、アフターデジタルも紹介されていました。


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