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sharing of Fujitsu Design Center! ― 学生とデザインセンターを繋ぐインターンノベルティ

こんにちは!富士通デザインセンター2年目の川村です。
今回は、この夏のインターンシップのノベルティ制作について、制作メンバーがあれこれ語っていきます。


 

制作メンバー:
デザインセンター フロントデザイン部     坂井俊介
         エクスペリエンスデザイン部 成瀬友希乃
         ビジネスデザイン部     川村成美
         エクスペリエンスデザイン部 佐藤克海
         フロントデザイン部     高橋玲央

※部署名・肩書は執筆当時のものになります

制作の経緯

デザインセンターでは、例年、夏季と冬季に学生向けの短期インターンシップを実施しています。参加する学生には、デザインセンターから歓迎の気持ちを込めてノベルティをお贈りしています。2023年の8月から9月にかけて実施するインターンシップでは、ノベルティの企画と制作を入社2~3年目の若手社員5人が担当しました。約4年ぶりに社員と学生が直接顔を合わせるインターンシップであり、オフラインとオンラインのハイブリッドでの実施は今回が初めてとなります。(川村)

 

ノベルティテーマ

今年の夏のテーマは「sharing of Fujitsu Design Center!」です。

テーマの背景には、この場で得られる学びや自由な雰囲気を「社員の1人」のように等身大のデザインセンターを体感してほしいという想いが込められています。(成瀬)
 

キービジュアル

テーマの「sharing of Fujitsu Design Center!」からキービジュアルの検討を行いました。検討にあたって、以下のポイントを意識しています。

・テーマからイメージができる
・夏っぽさを感じる
・アイテムにしたときの見栄えが良い
・アイテムへの展開がしやすい
・単色でも表現ができる

決定したキービジュアルはこちらになります。

テーマの「share」している感と夏っぽさからイメージした「アイス」をかけ合わせて、「パキッ!とシェアできるアイス」をモチーフにしました。「デザインセンター」を「学生」とはんぶんこしているようなイメージです。シンプルで涼しげなデザインに落とし込み、各アイテムに展開しています。

こちらは検討案の一部になります。ベースはベタ表現のa案です。そこから要素を最低限までそぎ落としたシンプルな線表現のb案を制作し修正、今回のキービジュアルになりました。場合に応じて1~2色のカラー展開になっています。これは印刷会社の仕様によって単色印刷のみのアイテムもあることを視野に入れ、「単色でも見栄えがいいもの」と検討した結果になります。

また、アイテムによっては柄としても展開できるようパターン化も検討しました。パターン化には1つだけ「隠れアイス」を配置しているので、探して楽しめるような遊び心のあるデザインになっています。(成瀬)
 

アイテムの紹介

クリアバッグ

ノベルティをひとつにまとめるミニバッグを制作しました。
デザインセンターの自由で風通しの良い雰囲気が伝わるように、受け取ったときに中身が一目でわかるクリア素材を採用しています。
同じクリアアイテムのボトルと合わせて、キービジュアルをシルバーにしているところもポイントです。(川村)
  

ウェルカムカード

2つ折りのウェルカムカードを制作しました。
開くと宇田センター長からの激励のメッセージが添えられています。
また、差し込んだIDカードが映えるようなデザインにしました。「ようこそ!」感「サプライズ」感を演出できるものとして、クリアバッグと合わせて直接お渡ししています。(成瀬)
 

IDカード・ネックストラップ

IDカードとそれを首から提げるネックストラップは、使用者同士がお互いに仲間でありチームであると認識するためのコミュニケーションツールとして制作しました。
夏のインターンシップは、学生がデザインセンターの社員と一緒にチームとしてデザインに取り組むことが大きな特徴です。そこで、メンター(アドバイザー)とインターン生に同じIDカードおよびネックストラップを渡すことで、「社員とインターン生」という境目のある関係ではなく、「ひとつのチーム」の関係であると体感できるアイテムを提案しました。(佐藤)
 

ステッカー

キービジュアルを使用したステッカーを2種制作しました。
スマートフォンやPCなどに貼って使っていただくことを想定した丁度良いサイズ感です。このステッカーを見た他学生にもインターンシップに興味を持ってもらえたらという想いが込められています。(成瀬)
 


バーチャル背景

オンラインの際に使用することを想定して、バーチャル背景も制作しました。
いくつか案を出しながら実際に背景として設定してみて、その中で「ロゴが人で隠れず、表情を明るく見せられる」デザインに決定しました。


自己紹介や成果発表などオンライン上で集まる機会も多く、学生の他にデザインセンターの方にも広く使っていただくことで「インターンシップをみんなで盛り上げたい」「組織の一員感を醸成したい」という想いが感じられるものとしています。(成瀬)
 

タオル

キービジュアルをパターン化してタオルに展開しました。
持ち歩くのにピッタリなサイズのハンドタオルです。
暑い夏に涼しげな柄のタオルで汗を拭い、リフレッシュしてほしいという想いを込めて制作しました。(高橋)
 

ボトル

ハイブリッド形式のインターンシップで「出社時でも在宅時でも利用できるもの」を作りたいという思いから、ウォーターボトルを用意しました。出社時にサーバーなどから水を注いだり、在宅時でも一休みする際にご使用いただけます。
インターンノベルティで重宝されるのは、インターンが終わった後も普段使いができるようなものです。そのため、制作者である自分たちも欲しいと思えるボトルに、社名などのロゴを入れずできるだけ主張しない色使いでまとめたのがポイントです。(坂井)
 

お菓子

夏場でも溶けずに糖分を補給できるチョコマシュマロやクッキーと、夏らしい清涼感のあるミントタブレットを制作しました。
チョコマシュマロは3個で1セットであることを活かし、キービジュアルを3展開しています。クッキーはパターンを使用し、ミントタブレットは棒付きのビジュアルがタブレットの口に来るようにデザインしました。(川村)
 
 

オフィスの一部をジャック!

出社する参加学生や社員に向けて、オフラインでの打ち合わせやプレゼンチェックの時間を有意義に過ごしてほしいという思いから、オフィスロッカーの一部を置き菓子サービスとして提供しました。お菓子の他に、ウォーターボトルのサイズに合わせたスティック茶も用意しました。

ボーダーレスなオフィス環境の中で、オフィスの使い方などを総務部とのやり取りを重ね、実現できる形に落とし込みました。(坂井)
 
 

まとめ

今回は初めてのハイブリッド開催のため初の試み(オフィスジャック)もあり、紆余曲折しながらノベルティを制作しました。

インターンシップ関係者がIDカードとネックストラップを提げて出社していたり、クリアバッグが充電コード等の入れ物として使われていたり、学生とメンター(アドバイザー)がお菓子を囲みながら打ち合わせを行っていたり、ロッカーのお菓子が残り1つになっていたりと、ノベルティを活用する様子が見られたのもハイブリッド開催ならではの嬉しい経験でした。

インターンシップの体験向上を目指す制作メンバーの想いが少しでも伝われば幸いです。

お読みいただきありがとうございました!(川村)
 


関連情報

・前回(2022年冬)のインターンシップノベルティの記事です

・富士通デザインセンターはDesignship 2023に協賛しています


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