富士通のデザイン(公式)

DXカンパニーである私たち富士通は、 デザイン思考を用いて継続的なイノベーションを生み…

富士通のデザイン(公式)

DXカンパニーである私たち富士通は、 デザイン思考を用いて継続的なイノベーションを生み出し、社会に信頼をもたらし、より持続可能な世界を作っていきます

マガジン

  • イベントレポート

    デザインセンター主催イベント、所属デザイナー登壇イベントなどをレポートします

  • デザイン思考実践レシピ

    ユーザー視点、多様性の活用、プロトを回す。。デザイン思考を現場で実践したいけど壁があって困っているというお悩みに、デザイナーが具体的な解決策をお教えするnoteです。

  • デザインの舞台裏

    デザイナーたちがデザインを仕上げるまでの隠れたストーリー。

リンク

最近の記事

【対面型ワークショップ運営者必見!】アイディエーションツール「MITATERU」 はワークショップでこう使え

こんにちは、”MITATERU for miro”の企画・制作を担当したフジワラです。 富士通のDXアイデアを考える際の秘伝のタレ的なツールを、miroで使えるようにして一般公開したもの。それが”MITATERU for miro”です。 とはいえ、miroのなかでカードがめくれるだけでしょ、と思ったそこのあなた、アイディエーションカードは、個人的なアイデア出しから、大規模ワークショップまで使える、汎用度の高いツールです。 ”MITATERU for miro”を使ってどう

    • MITATERU for miro × 生成AIでアイデアを出しまくろう!

      こんにちは、フジワラです。私たちが作った、無償でだれもが使えるアイディエーションカード”MITATERU”は、当初はカードを引いた人自身が考える事を加速させるものとして制作しましたが、時代は刻々と進化しています。ChatGPTに代表されるような生成AIを使ってアイデアを出せないかな?と思ったら、なかなか良いアイデアが作れることがわかったので、その方法をシェアします。ぜひ、あなたのアイデア出しやワークショップで活用してみてくださいね。 生成AIを使うときの注意事項ですが、「い

      • グッドデザイン賞2024を受賞しました

        グッドデザイン賞は、1957年に始まった国内最大のデザインアワードです。あらゆる「もの」や「こと」を対象に、人々のくらし、社会をより豊かにするデザインへ贈られます。 富士通は、様々なテクノロジーの創出を通して、社会やお客様の発展に貢献してきました。過去にも、私たちの製品やサービスは高い評価をいただき、多くのグッドデザイン賞を受賞してきました。 さて本記事では、今回グッドデザイン賞を受賞した「統合型創薬プラットフォーム Biodrug Design Accelerator」と

        • デザイン×テクノロジーで伝統産業の活性化に挑む――富士通デザインセンターの社会課題アプローチ

          デザインとテクノロジーを活用し、クロスインダストリーで社会課題にアプローチする富士通デザインセンターの取り組み。 その筆頭が、2022年から徳島県三好市の三芳菊酒造と進めてきた日本酒造りのプロジェクトです。アプリの開発や、「日本酒に音楽を聞かせる権利」のNFT(非代替性トークン)化など、デザイナー自ら事業化をけん引しユニークなアプローチで社会課題の解決を目指しています。 リリースしたアプリの反響や、デザイナーがプロデューサーとして事業化に関わった意義について、センター長の宇

        【対面型ワークショップ運営者必見!】アイディエーションツール「MITATERU」 はワークショップでこう使え

        マガジン

        • イベントレポート
          7本
        • デザイン思考実践レシピ
          5本
        • デザインの舞台裏
          5本

        記事

          富士通のグローバルビジネスはどう変わる?―海外と日本をつなぐデザイン思考の可能性

          2020年の富士通デザインセンター発足から4年。 デザイン思考の実践は、アメリカ・インド・ヨーロッパなどでの海外プロジェクトや世界中のメンバーの活動によって、グローバルな広がりを見せています。 その過程でチャレンジしてきたリージョンを超えて従業員同士がつながるプラットフォームづくりについて、また、グローバルビジネスにおいてデザイナーに求められる意識や行動について、センター長の宇田とデザインイノベーション部のフォンティンの2人に聞きました。 2025年から3カ年で海外でのデザ

          富士通のグローバルビジネスはどう変わる?―海外と日本をつなぐデザイン思考の可能性

          富士通デザインセンター社内勉強会「デザインの潮流」レポート

          富士通デザインセンターでは、グローバルビジネスへの貢献を目指して、検討と実践を重ねています。 海外に目を向けるとデザインによる社会課題解決や、ビジネスに貢献するデザインといったトピックが見られ、デザイナーの活動領域や取り組み方も日本とは違いがありそうです。   また、こういった外部環境だけでなく、デザイナー自身のマインドやバックグラウンドにも違いがあるかもしれません。そこでヨーロッパやニューヨーク、そして東京を拠点に活動するデジタルプロダクトスタジオustwoから、世界のデザ

          富士通デザインセンター社内勉強会「デザインの潮流」レポート

          81人の小学生の行動が変わった、デザインとテクノロジーで行動変容を生み出す環境授業

          富士通は2014年に川崎市様と包括連携協定を結び、再生可能エネルギー地域連携モデルの研究、AIを活用した津波避難実証など、川崎市様と共に様々な取り組みを実施してきました。また2021年の協定強化をきっかけに、「健康」「安全安心」「環境」「仕事・暮らし」の4つの領域を定め、大戸地区を中心としたまちづくりの取り組みの協議を川崎市様と開始しています。 環境分野では、環境アプリGreen Carb0n Clubをリリースし市民の環境アクションを促進してきました。今回行ったのは、学校

          81人の小学生の行動が変わった、デザインとテクノロジーで行動変容を生み出す環境授業

          「川崎市中原区100人カイギ #5」に杉妻謙が登壇

          「100人カイギ」をご存じですか? 「100人カイギ」はまちに住む人や働く人を起点とした、人と人を緩やかにつなぐコミュニティ。まちのあり方や価値の再発見を目的に活動しています。毎回5名のゲストの話を聞く「カイギ」を実施し、ゲストが100名になったら解散するのがルールです。 2024年2月14日に開催された「川崎市中原区100人カイギ#5」では、富士通デザインセンターの杉妻謙がゲストのひとりとして登壇し、富士通のデザイナーとして、また、いち市民として参加したまちづくりの活動

          「川崎市中原区100人カイギ #5」に杉妻謙が登壇

          インクルーシブ社会を創る:DE&Iワークショップ開催レポート

          Nothing about Us, Without Us -私たちぬきに私たちのことを決めないで。 これは国連の「障害者権利条約」策定の際スピーチされた有名な言葉です。障害者が一般社会から保護される無力な存在とされ、自分の人生や扱われ方を自己決定できないという保護的支配からの脱却を目指すと同時に、普通の市民権利を持つ人間として、好きな場所で暮らし、行きたいところに行けることを当たり前にしたいという考えが込められています。 2024年3月29日の午後、障害の当事者が中心とな

          インクルーシブ社会を創る:DE&Iワークショップ開催レポート

          ヒアリングで相手の本音を引き出すには?:デザイン思考実践レシピ#05

          お悩み: 普段お客様にヒアリングする際、事前に準備したヒアリングシートに沿って質問していますがどうも物足りません。デザイン思考で本質的な課題、あるべき姿に着目するために、建前の裏にある「本音」を引き出したいのですが、どんな聴き方をすればいいでしょうか。 富士通の社内サイトの人気コーナー、ノンデザイナーのお悩みにデザイナーがお答えする「デザイン思考実践レシピ」シリーズをnoteをお読みのみなさんにもご紹介します。 ★10秒でわかるこの記事のポイント★ 回答: ​​​​​

          ヒアリングで相手の本音を引き出すには?:デザイン思考実践レシピ#05

          富士通デザインセンター「Sustainable Sense」イベントレポート -どうすればこの世界はより良くなるのだろうか

          2024年2月19日~22日、表参道のギャラリーにて、富士通デザインセンターExperience Design部(以下、EXD部)は、招待制のイベント「Sustainable Sense」を開催しました。 社外のお客様をはじめ、富士通社内のBP(ビジネスプロデューサー)、経営層、デザイナーなど、たくさんの方がギャラリーを訪れました。   EXD部はデザインセンターの中で、主に社外の顧客に対してデザインサービスを提供しています。イシューをとらえ(WHAT)、解決に導く具体化を

          富士通デザインセンター「Sustainable Sense」イベントレポート -どうすればこの世界はより良くなるのだろうか

          イベントレポート:2023年のデザイントレンドを振り返る! - アルムナイを迎えて

          富士通デザインセンターには、アルムナイ(退職者)と在籍者の交流の場として「アルムナイコミュニティ」という自主活動があり、アルムナイのキャリア紹介やアウトドアワークショップなど様々な取り組みをしています。 今回は「社内外で振り返る!2023年のデザイントレンド どうだった?これからどうなる?」と題し、アルムナイと在籍デザイナーが座談会形式で、最近のデザイントレンドを取り上げてディスカッションするイベントを開催しました。 2024年2月15日、川崎のオフィスにある応接室と、Te

          イベントレポート:2023年のデザイントレンドを振り返る! - アルムナイを迎えて

          ノートPC FMV CH Series -新色クラウドブルーは雲のような軽やかさ

          前回のデザインの舞台裏では、FMV UH SeriesのCMFデザインについてお伝えしましたが、今回は若い世代のユーザーに「スマホのように毎日持ち歩いて使ってもらうことを目指した」FMV CH Series をご紹介します。 日本で唯一の総合的なデザイン表彰制度であるグッドデザイン賞(2023年度)を受賞した FMV CH Series。コンセプトである「暮らしとの調和」が意味することとは?CMFデザイナーならではの視点で語ってもらいました。 CMFとは、ユーザーがモノと出

          ノートPC FMV CH Series -新色クラウドブルーは雲のような軽やかさ

          富士通はIAUD国際デザイン賞2023を受賞しました

          このたび富士通はIAUD国際デザイン賞2023において、4つの金賞と1つの銅賞を受賞いたしました。 受賞作品は次の5つです。 「IAUD国際デザイン賞」は、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)による、国際的なアワードです。ユニバーサルデザイン社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人に対して授与されます。 富士通はグローバル共通のサステナビリティ重要課題を「GRB(グローバルレスポンシブルビジネス)」として定めています。G

          富士通はIAUD国際デザイン賞2023を受賞しました

          ノートPC FMV UH Series -今までになかった“色”への挑戦

          2023年度のGOOD DESIGN AWARDを受賞した富士通のノートPC FMV UH Series。今回は業界としては挑戦ともいえる「フロストグレー」を新色として打ち出しました。この記事では、普段あまり表に出ることのない富士通のCMFデザイン担当者にインタビュー。FMV UH SeriesのCMFデザイン決定までのプロセスをご紹介します。 CMFデザインとは、ユーザーがモノと出会ったときに感じる第一印象に深く関わる「モノの表層」を構成する要素です。 CMFとは「COL

          ノートPC FMV UH Series -今までになかった“色”への挑戦

          もし〇〇だったら…を妄想してアイデア出し!MITATERUで未来を見立てよう

          こんにちは、デザインセンターのフジワラです。富士通社内で長年培ってきたアイデア出しのノウハウをまとめた、MITATERU for MiroというアプリをMiroユーザー向けに公開しましたのでご紹介します。ぜひ試しに使って、感想など教えてくださいね! MITATERUとは?MITATERU(ミタテル)とは、ひとことで言えばカードゲーム。「問い」「プレーヤー」「トレンド」の3カテゴリから1枚ずつカードを引き、「プレーヤー」と「トレンド」の組み合わせから「問い」の答えを強制発想し

          もし〇〇だったら…を妄想してアイデア出し!MITATERUで未来を見立てよう