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行動し続ける事で自分らしさを炙り出す

三回目の投稿になります。今回は殻を破りたいけど、行動する理由がない人とかに読んで欲しいと思うような内容に仕上がりました。

ラーメン屋ってその辺にいっぱいあるでしょ

僕が就活をしていた時の事です。ある日、興味のあった会社の詳細について、伺いたい事項があり、知り合いの方とメッセージのやり取りをしていました。

僕:「この企業は、クライアントに対して、採用のコンサルティングをしていく上で、競合他社と差別化している要素や自社の強みとしている部分ってどんな部分ですかね?」
相手:「立ち上がったばかりの会社とかこれぐらいの規模のベンチャー系統の会社に、競合との違いとか不要という認識なんだよね。だって、ラーメン屋ってその辺にいっぱいあるでしょ?市場のニーズが強ければ競合との違いはなくても、OKという認識ですね。」
僕:「ご回答ありがとうございます。なるほど、元々のニーズがあるから差別化がそもそもいらないわけですね。理解しました。」

何かしらの得意分野や売りにしている部分がどの会社にもあると思い込んでいましたが、そもそも、立ち上がったばかりの会社はの歴も浅いため、実績も何もないから、周囲と比べようがないのも必然的な事かとちょっぴり学びになったある日の夜でした。

とりあえず行動することの意味

よく、「とにかく行動しよう!」とか「とにかく挑戦して、経験を積もう!」みたいな文言をいう人がいると思います。それをした方が良いのは頭では分かっていても、全員がそう出来るわけではないのが現実。騙されたと思って、パッと動ける人もいます。一方で、行動を起こしてきた経験値が浅い人だと、そもそもその行動する意味や意義を見出そうとする段階から思考回路が始まってしまい、最終的には「動く理由や根拠がはっきりしていないのに行動しろって言ってもね」という考えに着地してしまっているのではと僕は推測しています(勝手に)。多分、こういった方々は、「何でも挑戦だ!勢いだ!」みたいな精神論チックなものがもしかしたら嫌なのかもと思いました。とは言いつつも、行動せずに終わってしまうのも勿体ないと個人的には思っています。なので、改めて行動し続ける事のメリットについて、僕なりの見解も踏まえながら、まとめていきたいと思います。僕の中では、メリットが3つですね。

まず、自分の得意不得意が分かる事です。よく、失敗しても良いから挑戦をした方が良いという事がありますが、失敗がダメとか成功したから良いとかではなく、そこを踏まえて自分がどう考えていくかが重要だと思うんですよね。失敗しないようにするというよりは、失敗してどう挽回するかの方が大事です。失敗しない人間なんかいないので。次に、続ける事でそこに深みが出てくる事です。深みという単語が少し抽象的かもしれませんが、沢山失敗をしたからこそ、経験値が多く、そこからにじみ出てくる余裕というか柔軟さみたいな感じです(これでも、抽象度高いか……w)。そういう人って、周囲の人からみたら、安心感があるんですよね。「この人なら、大丈夫かも。」という。だから、失敗の経験って人間性とかにも実は影響してくるんじゃないかと思っています。その次に、自己理解が深まるという事です。「とにかく行動しよう!」というモチベーションで理由もなく手をつけた部分って、実は自分が本能的に求めているもの、欲しているものだと思うんですよね。理由も根拠も関係なしに飛びついてしまっているわけですから。後々、振り返ってみたら、自分が心の底から求めていたものだと気付く事が出来ます。それによって、自分の得意不得意や好き嫌いが見えてきます。自分らしさや自分のキャラを理解する事で、嫌な事や大変な状況になったとしても、自分自身を上手くコントロールしやすくなるのではないでしょうか。

自分らしさを炙り出す

行動した瞬間分かる結果もあれば、行動して、時間が経ってから気付く結果や事もあると思います。恐らく、「とにかく行動!」って言っている人って行動そのものだけじゃなくて色々やったら分かるよぐらいの意味合いで言っています。行動を積み重ねていく事で、段々自分にしか見えない景色が見えてくるのです。立ち上がったばかりの企業のようにまだ自分が何者か分からない状況だといつまで経っても、自分がどういう方向に行けば良いか分からないです。「いやあ、どうしようかなあ……」とじっとしている方がむしろ危ないし、勿体ないです。少しでも良いから、小さくても良いから、小さな一歩を踏みしめて、自分らしさを炙り出していきましょう。普段から、行動がスローモーションの方(笑)これを機に重い腰を上げて、新しい何かを始めてみてはいかがでしょうか?

という事で今日はこの辺で!

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