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リフレーミングやってみよう。

心理学におけるリフレーミング(Reframing)は、特定の状況や経験に対する見方や認識を変えることで、感情や行動の反応をより肯定的なものにする技法です。このトレーニングは、個人が否定的な思考パターンを認識し、それを肯定的なものに変える手助けをします。

リフレーミングトレーニング(リフトレ)の1例

ステップ1):否定的な考えや感情の認識

まず、否定的な思考や感情を認識することが重要です。以下の質問を用いて、日常の中で感じる否定的な考えや感情をリストアップします。

  • 最近、何か不安やストレスを感じた出来事はありましたか?

  • その出来事について、どんな否定的な考えが浮かびましたか?

  • その状況について、どんな感情を抱きましたか?

ステップ2):否定的な考えの書き出し

認識した否定的な考えや感情を具体的に書き出します。例えば:

  • 「プロジェクトが遅れているので、上司に怒られるかもしれない。」

  • 「いつも失敗ばかりで、自分は能力がない。」

ステップ3):見方の変換(リフレーミング)

書き出した否定的な考えを見直し、異なる視点から見る方法を考えます。以下の質問を参考にして、新しい見方を考えます。

  • この状況の中で、何か学べることはありますか?

  • この状況に対する別の合理的な解釈はありますか?

  • ポジティブな側面や得られる利益は何でしょうか?

具体的なリフレーミングの例

  • 否定的な考え:「プロジェクトが遅れているので、上司に怒られるかもしれない。」リフレーミング:「プロジェクトが遅れているのは事実だが、遅れの原因を明確にし、改善策を提案すれば、上司から評価されるかもしれない。」

  • 否定的な考え:「いつも失敗ばかりで、自分は能力がない。」リフレーミング:「失敗は成長の一部であり、過去の失敗から学んだことが今の自分の能力を高めている。」

ステップ4):新しい見方の実践

リフレーミングした新しい見方を日常生活で実践します。具体的な状況において、新しい視点を思い出し、それに基づいて行動します。例えば、次のようにします。

  • 毎日、1つの否定的な考えをリフレーミングし、新しい見方に基づいた行動を試みる。

  • リフレーミングの効果を記録し、ポジティブな変化を確認する。

【まとめ】

  1. 否定的な考えや感情を認識する。

  2. 否定的な考えを具体的に書き出す。

  3. 見方の転換(リフレーミング)を行う。

  4. 新しい見方を日常生活で実践する。

このトレーニングを継続的に行うことで、否定的な思考パターンをポジティブに変え、より健全な精神状態を維持することができやすくなります。潜在意識にすり込まれていくので変換が早くなるということです。

4×8=32は計算しているのではなくもう刷り込まれているものです。これと同じようなことなんですよね。

では今日もゴキゲンで。

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