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#6 中古マンション購入前に知りたい!「リノベ費用を住宅ローンにうまく組み込むコツ」

こんにちは。
fujitacaリノベーションの阿部です。

中古マンションを購入して、リノベーションをしたい!
そんなお声をいただいて、リノベーション会社へご相談いただくケースが増えています。

しかし、リノベーション会社にご相談いただいたタイミングがちょっとズレてしまうだけで、「予算が合わない…」「設計期間が足りない…」など、想定していない事象に出くわすお客さまも多くいらっしゃると。
そんなお声を耳にするときもあります。

「マンションリノベーション 費用」「マンションリノベーション 期間」などと検索すると、さまざまな記事やコンテンツが出ており、役に立ちそうだなぁ…と思うものも多く見かけるのですが…
なかには「これってすべてのお客さまに当てはまるのかな?」「お客さまが誤解して、契約してしまったら大丈夫かな?」と思うことも。

これは、リノベーション会社に勤めているからこそ、伝えられるコンテンツかなと思っています。

今回は「これから中古マンションを購入してリノベーションをしたい!」という方に向けて、いざ、リノベーションをするときに困らないための「やるべきことリスト」を公開しようと思います!

今回は第二弾!
「住宅ローン」と「リノベーション」の関係性について紹介します!


住宅ローンにリフォーム・リノベーション費用を見込む場合は、スケジュールに注意すべし!

住宅ローンの中にリノベーション予算を組み込むケースがあると思いますが、これが締切を伴うものが多いのです。
コツをおさえておくことで、リノベーション会社選びやプラン選びもスムーズに進めることができるので、しっかり確認をしておきましょう!
※金融機関および不動産屋によって異なるため、あくまで参考程度としてお読みください。

特に、「本審査」「工事請負契約書」「決済」というキーワードは、しっかり押さえておきましょう。

注意点1:ローン本審査=リノベーション予算上限の確定+施工会社の決定〆切 が求められるケースが多い

住宅ローンとセットで組む場合には、融資が実行されるために「リノベーション予算の上限」を審査で提出する必要があります。
これがいわゆる本審査に該当することが多いです。
タイミングはまちまちですが、物件お引渡し前の1ヶ月前~2ヶ月前くらいに本審査を行うケースが多い印象です(実際は不動産屋さん・物件の特性によってまちまちです)。

本審査のスケジュールについては、事前に不動産会社に確認しておくことをおススメします。

また、このときに「リノベーション会社の印鑑が入った見積書」が必要になるケースが多いです。
ここまでに予算の目安を割り出すためにも、予めリノベーション会社にお声掛けしておくことが大切です。

本審査は「リノベーション会社」とセットで審査されるケースが多く、リノベーション会社を変更する場合には再審査となる場合もあります。
先にリノベーション会社の候補を絞っておくことも大切です。

注意点2:工事請負契約書の提出は、「物件引渡しの2週間前に提出」などのリミットも多い!

本審査に通過した後は、プランをある程度絞っていき、具体的な工事金額を決定していきます。
プランが概ね固まると「工事請負契約書」を取り交わし、リノベーション工事を実施するぞ!という流れを確定させていきます。

工事請負契約書には、工期や期日の記載があったり、工事を行う金額を記入する必要があるため、契約書という拘束力が双方(工事側・顧客側)に発生します。

いつまでに「工事請負契約書」が必要なのか、不動産会社にしっかり確認しましょう!

また、工事契約書を取り交わしたあとは、リノベーション工事の金額を変更することができない金融機関・条件もあります。
プランニング時に想定されなかった箇所は、追加費用として発生する取り決めを持っているリノベ会社もありますので、「全体の見積の中に含まれるもの・含まれないもの」は予め確認するようにしましょう

注意点3:物件の決済 が終わってからやっと工事に入れる!工事中のお住まいの場所を確保すべし

物件の「決済」というキーワードが飛び交うと思いますが、「決済」は物件の所有権が移るタイミングを指します。

つまり、所有権が移ってからはじめて物件に手を加えることができます
フルリノベーション等の場合は、工事中はその物件に住むことができないため、工事中にどこに住むのかは事前に決めておきましょう

※リノベーション工事を行う場合は、マンションに「工事申請の申請許可」が必要になります。
マンションごとに規定があり、工事申請期間・申請方法・近隣への同意取得など、さまざまなパターンがあるため、リノベーションに精通している会社の担当者から確認を行う方が安心でしょう。

まとめ:金融機関への資料提出など、〆切を意識しながらリノベーション会社とコミュニケーションを取りましょう

リノベーション・物件購入のスケジュールは、同時並行でいろんなことが進んでいきます。
金融機関や物件によって異なるため、リノベーションに詳しい担当者とコミュニケーションを取りながら、納期関連を確認していきましょう


ここまで、中古マンションを購入+リノベする前に検討すべきポイントをまとめてみました。
早いうちにリノベーション会社と接点を持っておくことが極めて大事!であることが伝わったと思いますが、実際にリノベーション会社ってどうやって選んだらいいの?という疑問については、次回の記事で紹介していきます!

さいごに:fujitacaリノベーションの紹介

fujitacaリノベーション・藤孝建設株式会社 は、東京・杉並にオフィスを構えるマンションリノベーション専門の会社です。

もともとマンションリノベーション専門の設計を行っていたスタッフと社長、インテリア等の仕事に従事していたスタッフ(阿部)の1名で構成された、小さなリノベーション会社です。

会社のテーマは「ちょっとオシャレで暮らしやすい」。
ホテルライクの洗練されたデザインも良いのですが、どちらかといえばお客さまからは「ほっこりするイメージ」「あったかい感じ」と仰っていただけることが多いです。
デザインはシンプルでも、そこに隠された動線や暮らしならではの悩みを解決するために、ヒアリングに力を入れています。

オシャレさも大切にしつつ、まずは「暮らしやすさ・子育てや生活のストレスをなくすこと」を重視。
お手入れのしやすい建材を揃えたり、安心して施工できる製品を取り揃えたり、安心さをお届けできる体制を整えています。

また、リノベーションははじめてなんです…という方でも、安心してお取り組み出来るように、リノベーションのスケジュール作りなどもサポートさせてもらっています。
まだリノベーション会社悩んでいるけど、ちょっと相談してみたい!という段階でもお声掛けいただくことは可能ですので、まずは一度お問い合わせくださいませ!

▶fujitacaリノベーションのお問い合わせフォームはこちら

最後までお読みいただきありがとうございました!
これからも、皆様のお役に立てる記事を発信してまいります!

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