見出し画像

A級

C級(4回戦)
B級(6回戦)
A級(8回戦)
←ここについて話す

三迫ジムの藤田です

C、Bと書いたのでA級の説明をしつつ
B級最後の試合となった4月8日の試合について書きます

画像17

この試合はA級ライセンス昇格をかけた試合でした


A級ライセンスは、日本のプロボクサーにおける最高位のライセンスです
チャンピオンもランカーも全員このライセンスを持っています


昇格して変わるのは3つ
・ラウンド数 6ラウンド→8ラウンド
・ファイトマネー
・対戦相手のレベル

もう自分のnoteを読んでいただいてる方はお気づきかとは思いますが、C→B→Aで変わるのは大体この3項目です



A級は8ラウンドと長丁場になるため、高度な技術戦を見ることができます

短いラウンドも激しさがあって面白いのですが、戦術や作戦の効果が最大限発揮されるのが長いラウンドの魅力のひとつ

漫画で言うなら

C級の面白さはワンパンマン
A級の面白さはキングダム

です

ステータスで劣っていても勝ちを作ることができる

とはいえ誰とやっても同じ展開になる別次元の選手がいることも一応お伝えしておきます



最後に、A級の最大の価値は、タイトル挑戦権を持つ日本ランキング1〜12位の選手への挑戦が可能になることです

これはチャンピオンへの大きな一歩

画像3

(21年4月時点のランキング)


A級ボクサーがランカーに挑む試合はランカー挑戦と言われ、ボクサー人生をかけた熾烈な争いが見れます

ランカーが絡んでくる試合はかなり面白いので、これもまた別の記事にしようと思います


今更ですがさらに詳しく知りたい方は以下のリンクに僕より100倍わかりやすくまとめられていたのでぜひ
https://sobaneko.com/sports/boxing_license_update_overview.html#i-4

勝手に引用すみません

A級の説明は以上です


藤田のA級昇格マッチについてはこちら↓

画像2

1.対戦の背景

コロナ禍で色々な制限がある中、対戦を受けてくださったのが赤岩選手でした

画像11

63キロの契約体重というのが条件
(正規の階級ではなく交渉で決める体重のこと)

2.対戦相手の印象


一発一発しっかり打つタイプ
左フックがうまいと思ってました

画像11


3.減量


調整方法を変えたこともあり良い準備ができました
最近のボクサーは減量幅がどんどん大きくなってます

画像1

※もう小原さんの隣で脱ぎません


前日計量は100アンダーの62.9kgでクリア
身体を見ていただいたらわかると思いますが、最高の状態にすることができました

画像5

画像15

画像16

計量後は隔離用ホテルへ直行します


緊張のPCR検査もクリア

画像16


コロナがきてから、全てのボクサーはここまでクリアしてやっと試合ができます

これでもかと対策をしました
髪を切ることもしませんでした


リカバリーも問題なし

画像16


4.試合

【結果】6ラウンド判定勝ち。

練習してきたことをほとんど出せずに試合終了

画像16

身体が思うように動かなかった

調子は最高だったのがこの競技の難しいところです


画像16

判定を経験できたことがせめてもの救いです

画像11

赤岩選手 勉強になりました

内容はともあれ結果には胸を張ります

この日メインの小原さんを筆頭に、チーム三迫は全勝

画像16

僕からチケットを買っていただくほとんどの方が観戦初心者なのですが

僕の試合以外の感想も多く上がっており、これはボクシング界にとっての財産だと思いました

せっかく便利な時代なので
その財産を会場に来れない人にも届けられたらな




誰にでも魅せられるトップファイターって本当にかっこいいと思います

自分も頑張ります

ご来場いただきありがとうございました


5.今後




さて、目標であるA級に昇格することができました

ランキングに入っている選手は全員がチャンピオンの素質を持っています

次の試合に向け全てをかけて強くなります



僕からチケットを買っていただいた皆さま

画像17


試合に出ること自体が奇跡の時代になってしまいました

いただいた応援メッセージなど全てスクショなどして保管しています

僕の戦いを通して少しでも皆さんの活力になれたら嬉しいです


おまけ

画像9


「お互いアタマ気をつけて」とレフェリーに言われた時横井さんが振り返ってた(気がする)



※📷
ボクシングモバイル様
福田直樹様
ヒノモトハジメ様

いつもありがとうございます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?