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感染防止宣言ステッカーに思う

感染防止ステッカーとは

東京都が出した感染防止ステッカーのデザインが気になってます。

こういうものです。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図りつつ、事業を実施していくためには、店舗(事業所)等での感染防止対策の徹底が重要です。そこで、事業者の方向けに、事業者が実施すべき感染防止対策を掲載した業種別のチェックシートを作成しました。チェックシートにある感染防止対策を全て実施していただき、専用フォームから申請すると「感染防止徹底宣言ステッカー」を取得できます。

という、ステッカーは、こんな感じらしいです。

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これを目立つところに貼れと。

「感染防止徹底宣言ステッカー」を店舗等の目立つところに掲示いただくことで、都民の皆様が安心して利用できる施設であることをお知らせすることができます。
事業者の皆様、店舗等の利用者への安心の提供と感染拡大防止のため、ぜひこの取組にご協力ください。

登録して、自分でダウンロードして、自分で印刷して、自分で貼ってくださいということです。

Q ステッカーを貼っている店舗は、安心な店ということで、都の公認になりますか。
都が公表した業種ごとの感染防止対策チェックシートを全て満たした店舗となります。

自己申告なので、目安にしかならないし、これを貼ったから何かを保証してもらえるわけでも、協力金が増えるわけでもありません。

自衛のためということですね。

感染拡大防止と社会経済活動の両立について小池知事は、「これで新しいフェーズに入りました。これまで“自粛”のお願いばかりをしていきましたが、これからは自らを守る“自衛”の局面ではないかと感じています」と語った。

でも、このステッカーが、何かに見えて仕方がありません。

LGBT方面は大丈夫なの?

何かというと、レインボーフラッグです。

レインボーフラッグ(直訳: 虹の旗、英語: rainbow flag, LGBT pride flag, gay pride flag)はレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗。1970年代から使用された。フラッグに使われた色は LGBTコミュニティの多様性を表し、LGBT の権利パレードの一種ゲイ・パレード(プライド・パレード)でしばしば見られる。

まあ、実は、LGBTフラッグは、6色で、7色ではないので、正確に言えば、全く違います。

LGBTの象徴とされる虹色の旗、「レインボーフラッグ」。実はこの虹が、7色ではなく6色であることに、あなたは気づいていましたか? 

元々は8色だったそうです。でも旗にするために工場の都合で6色にせざるを得なかった。そんな歴史が、6色にあるとは知りませんでした。

いずれにしろ、虹の7色ではないのは確かなのですが。

でも、レインボーと呼ぶ限り、虹ですよね。

台湾は、LGBTというテーマに関してアジアにおけるリーダーであり、アジアで初めて同性婚の合法化を実現した国です。台北でLGBTについて理解を深めながら旅行したい、LGBTの軌跡を追ってみたいならば、以下のスポットを訪れると間違いありません。

台湾のホテルにはLGBTフレンドリーを示すマークが掲げられています。

外国の方が、この感染防止ステッカーを見て、LGBTフレンドリーと間違わないといいんですが。

レインボーが安全というのはどうなの?

さらに、虹色が「安全」を示すということもないような気がするんですよね。

虹はさまざまな色を含むが、そのすべてが太陽の白色光から分かれたものであり、各色の間に明確な境界を引くこともできない。この性質から、虹色の旗は「多様性」「共存」の象徴として用いられている。

多様性はわかるんですが、なぜ、虹をコロナ対策に使ったのでしょう。

東京アラート解除の時に、赤から虹色に照明を変えたのは、このマークとの連動だったのだなと、今、わかりました。

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こういうイメージ戦略は、小池都知事のお得意なというか、お好きなところだとは思いますが、このデザインで良いのかどうか、ご検討された方が良いのではないかと思う次第です。

少なくても、新宿の飲食店が貼るのは、それなりの覚悟が必要な気がします。




サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。