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漫画喫茶に老人パスができる時代も近いのではという話

今日読んだのだけど、ハッとした。

まだ老人になってない人(自分も含めて)は、老人というか高齢者に対するイメージが固定していて、好きなものが決まっていると思っている人が多い気がする。

老人だから渋いお茶とか、和食とか、和菓子とか。

でも、うちの親は80歳だけどコーヒーが大好きで、毎朝、トーストにジャムを塗ったものとサラダを食べ、コーヒーを飲むというのがお決まりだ。お茶よりもコーヒーな80歳がいる時代。

今漫画が好きな人たちは、高齢者になっても漫画が好きなことはあまり変わらないだろう。そういう人が漫画喫茶に行く時代になりつつあるのではないか。

それに加えて漫画家の高齢化が凄まじい。

画業50年とかね。

ちょっと前のデータだけど

生きているだけではなく、まだ連載を書いている方もいたりして驚くわけだけど、当然ながら、これをずっと読んでいるファンもまた高齢化している。

こうした高齢漫画家の中には、若い時と絵のタッチが変わってなかったり、ベテランなのに絵が上手くなっていなかったりもするのだけど、それもまた個性であり味として愛され続け描き続けている漫画家さんは素晴らしい。

漫画家が書く対象も高齢化してきていて、島耕作なんて会長から相談役になっちゃったし。

テーマの方でも、介護漫画も多いし、老後漫画も増えている。

超人的な爺さんが主人公とかの特殊な設定ではなく、普通の老人を主人公にした漫画もある。

そういう本を読む読者は、今のところ若い人かもしれないけど、こうした高齢時代には、縮小した文庫ばかりではなく、高齢世代が読む吹き出し文字が大きめの漫画とか、キンドルだと文字が拡大できていいねとか、そういう方向性に進むのではないだろうか。

漫画喫茶に老人パスができるのも早晩だろう。




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