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発信力をお持ちの皆様でなくても

科学コミュニケーションの専門家たちが発信しています。

私が発信力をお持ちかどうかはわかりませんが、少しでも広まると良いと思いますので、展開します。

東日本大震災の時に、科学コミュニケーションの専門家が無力感を感じていた(地震と津波ならまだしも、原発の爆発による放射線については、かなり難しい議論でした)のを知っているので、今回はなんとか世間の理解促進に貢献できるといいなと思います。

すでに多くのメディアが報じていますが、情報がいきわたらない層、耳にしても行動変容につながりにくい層があると思います。手始めに、いま注目をしたいのは、若い人、あるいはまだ実感をもてない中高年の方々です。この資料が皆さんの活動の支援になれば幸いです。 

ターゲットは、この辺りなのですが、この層へのアプローチが、難しい。

なぜならば、知識層への反発がある人たちが多いからです。科学コミュニケーションという言葉そのものへ、忌避感と誤解を持っている方が多い。この人たち、特に若い人には、ヒカキンの方が届いているかもしれません。

人気YouTuberのHIKAKINが28日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため不要不急の外出自粛を呼びかける動画を自身の公式チャンネルに投稿した。

秋田魁新報の記事です。東京のネットニュースじゃないところが良いです。

池上彰さんの番組で菊池桃子さんが言っていたように、娘世代には彼からの方が伝わるのでしょう。菊池桃子さんの立ち居振る舞いというか言動が政治家っぽい感じがしたのが気になりましたが、それは置いておいて。

「私たちの世代は新聞とかテレビとかを見るのでこの(危機的な)状況が分かるんですけど、YouTuberのヒカキンさんがYouTubeで3密(換気の悪い密閉空間、多くの人の密集する場所、近距離での密接した会話)などを教えてくれたんです。それで娘が『お母さんの言ってたことはそういうことだったのか』ってやっとですね」と、娘はヒカキンが前日27日にアップした動画で非常事態を理解したことを説明。

ヒカキンも科学コミュニケーターも言っている事は同じです。

主要メッセージ:
家にいよう!家にいることで感染拡大を防ぎ、みんなの命を守ろう。

科学コミュニケーター側は、ヒカキンの話題を知らないかもしれないので、相互コミュニケーションになればと思い、一緒にしてみました。

あらゆる立場で、今、感染爆発を防ぐために、何をすれば良いか考え、自分で行動するのと同時に、それを押し付けるのではなく、周りの人とも共有できるといいなと思います。

例えば、糸井重里さんがほぼ日の今日のダーリンに書いているように。

「不要不急」のことが人生であり仕事であるような、
 そういうじぶんを、卑下するつもりは全然ないのですが、
 できるかぎりじゃまにならないように過ごします。

医療関係者の邪魔にならないように、ウイルス感染の邪魔をする行動を取りましょう。それは、病気にならない事です。

風邪をひいたりせず、インフルエンザにもかからず、もちろんコロナウイルスは遠ざけて、でも花粉症なのは許してください。

そういう気持ちで、毎日を生きていきたいと思います。

こんなイラストを見ながらね。

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追記:国連から世界のクリエイターに向けた公開ブリーフというのが出たそうです。これを見て、発信力のある方は発信してください。



サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。