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人材コンサルタントに聞いた「社長が知りたい5つの質問」その3:ストロングポイント

人材コンサルタントから聞いた「社長が知りたい質問」に答えるシリーズの第3回です。それにしても写真はイメージですとはいえ、なかなか難しい。


3つ目は、ストロングポイント。

これまでの経験から、この会社のために具体的になにができるとおもうか。自分の強み=ストロングポイントがわかっていることは重要ですが、それだけではダメです。自分のストロングポイントを一般的な強みとして示すだけではただの自慢。それが、この会社という特殊事情に対して、どういう風に活かせるのかという応用が思いつくかどうか。多いのは自分が所属していた会社の中でだけ通用していたのに、それが自分のストロングポイントだと思い込んでいる例です。客観的に取り出すことができ、他の条件に適用できるかどうかを判断できることが重要だそうです。

これが難しい。

一般的には、長所とか強み、と言われるものを指すわけですが、ここでは質問に答えるという設定なので、それをどう提示するかが問われています。

そして、自分の強みだと思っていることは、本当に社会で通用する強みなのかについての客観的な評価を持たないと、これは語れません。ただの会社での経験でしかないのではないか、という自問自答がないと、おっさんの自慢になってしまいがちです。そして、そうなっている大企業の役職クラスのなんと多いことか。と、人材コンサルのプロは嘆いていました。

成功体験とストロングポイントはリンクしがちです。自分の強みを生かして成功した、と思いたいものです。そうじゃないと偶然だし、他の人に乗っかっただけの成功になってしまいそう。そういうわけで、人は、成功体験での自分の活躍ポイントが自分の強みだと判断しがちです。

でもそうなんでしょうか? 自分の強みは、成功した時だけのことなのでしょうか? 失敗体験の中に、自分の強みがあるのかもしれません。

などと引っ張っているのは、私は自分の強みがよくわかってないからです。強みだと思っていたことで失敗したり、人からの評価が自分で思っていることと違ったりしたことが、ここ数年続いたので、すっかり怖じけづいているからなのでしょう。そのために精神のバランスを欠いてしまい、結局、前職を辞めることになったので、この問いへの答えは、もう少し先になるかもしれません。

今の会社では、自分の強みの一つである数字に強いことと、経験が多いことから、ある程度の仕事内容のフォローができるだろうことを生かして、経理・総務的な仕事をしています。事務仕事は好きではありませんが、苦ではないので、なんとかやれているのでないかと思います。

好きでなくてもできることは仕事にしやすいということなのかもしれません。

この好きではないけど、できること、というのが、その人の強みなのかもしれませんね。



サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。