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7/18グループレッスンレポート「座奏」「アンサンブル基礎の基礎・ユニゾン」

7月1回目のグループレッスンのレポートを書いていきたいと思います。6月がお休みだったので、若干勘が鈍っていてほんの少し不安だったのですが、始まれば皆さんの意欲に助けられ、とても楽しく有意義な時間になりました。

ATグループレッスンは「座奏」を探究しました。

座るときの身体の仕組みを図で見たり、ガイコツさんをじっくり観察しながら自分の身体と照らし合わせてみました。

資料チラ見せ


頭と背骨の関係や股関節を中心に

AT=解剖学と時々誤解されるのですが、解剖学は補助的な知識です。ガイコツの仕組みや骨や筋肉の名前を知っていてもATは使えないんです。

知識と自分の身体を繋げた後に、実際に座り身体のバランスや重心の移動で起こる変化を体験したり、エアーで構えたり、楽器を構えた時の変化も体験しました。腕を前に上げるだけで身体のバランスは変わるんですよね。

ATのレッスンでは、演奏をみてもらいたいのに腕の動きで終了ということも結構あります。それだけ演奏に影響を与える重要な動きだからなんです。

楽器を構え、実際に音を出してみても色々な変化がありました。正しい座奏のフォームを覚えるというより、ATを使うこと自体が大事な体験となります。


後半のアクティビティでは、希望者の方がエチュードやスケールの苦手な箇所を練習しました。身体の動かし方や座り方、意識の変化などで逐一演奏が変わっていきます。今回は具体的な指の練習方法についても提案しました。

やりたい動きにATを使う時、何をしているかというと2つのプランを同時進行させています。

1つ目はATプラン。動きにATを使うための方法です。「空間をに意識を向ける」「頭と脊椎が云々・・」など、自分への声がけや、教師のハンズオン(手でのサポート)など。これは沢山の方法があります。

もう1つはアクティビティプランです。ATを使いながら「前腕を肘から回転させる」「息を上方向に動かす」など動きのプランを考え、実行します。今回の指の練習方法の提案は、アクティビティプランを提案しているということになります。

ATプランだけで十分な場合もあるし、アクティビティプランだけで身体全体や意識に変化が起こることもあります。教師は、その都度最適な分量を推測して生徒さんに提案しています。

他の方もとても興味を持って観察されていました。見学もすごく得るものが多いです。見学しているだけで身体に変化が起こる、という事もよくあります。




クラリネットグループレッスンは「アンサンブル基礎の基礎」

今回はユニゾンがテーマでした。

ロングトーン、スケール、アルペジオ、曲(威風堂々)で練習しました。合奏経験豊富な方々だったので、技術的な事より頭の中を変えることで演奏にどんな変化が起こるかを試していただきました。

3人でユニゾン

一般的にユニゾンは「上手な人に合わせる」「合わないと小さくなって(音も身体も)吹く」「合わせることに翻弄されて楽しくない」・・という状況が多いと思いますが、これでは質は上がらないし音楽からも遠ざかると疑問を持っていたので、これらの状況から脱するべく、色々な意識で演奏していただきました。

詳しく何をやったかは同じテーマのグループがあるので控えますが、やっぱり頭の中なんだな〜と何度も思いました。

響かせるような練習をしていないのに響きが変わり、チューニングし直してないのに合うようになり、楽しんで吹こうとしていないのに楽しさが生まれ・・可能性をとても感じました。

今回の体験をそれぞれの楽団で試していただけるととても嬉しいです。他の方は一般的な意識でも、一人が変わるだけで何かしらの変化は起こるし、「〇〇さん最近変わった!一体何してるの?」と興味を持ってくれるかもしれません。

単純にいかないのは百も承知ですが、一人の変化が何かのきっかけになると良いなと思います。

次回のグループレッスンは7/24です。テーマは同じですがメンバーが違うので、また違う変化が起こると思います。楽しみです!

https://fujisaki-clarinet.com

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