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音の出だしが遅れる時、準備すべきはアンブシュアではなく・・・

「音の出だしが遅れるから、音を出す前にアンブシュアの形を作っておこう!」
「アンブシュアを作ってないから遅れるんだよ!」

これ、よく言われることかもしれませんが、準備すべきはアンブシュアではなく「息」です。


なぜなら、リードを振動させて音を出すのは「息」だから。
その場に合った息を出し、リードを振動させることが何よりも大事なのです。

「え?アンブシュアは準備しないの?」と思うかもしれませんが、アゴや口の周りの筋肉は息に反応して瞬時に形作られるから大丈夫。

吹く前は、最低限の準備だけでOK。最低限の準備とは、これだけです。

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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