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上達の足を引っ張っているのは何?

レッスンをしていると、こんなお話をよく聞きます。

・いつも失敗してしまうんです
・基礎が全くないんです
・初心者レベルなんです

その一方
・書かれている音量で吹けました
・よく響いた音で吹けました
・できたので練習する所はないです

どちらが良いというわけではありません。これらに共通するのは

「認知の歪み(ゆがみ)」です。

2回に1回は成功しているのに「いつも失敗してしまうんです」
まだまだ改善する余地があるのに「練習する所はないです」


頭の中の現実と実際が違う→歪んで見えるメガネをかけているということです。

「自分はこう思っているけど、実は現実を歪めて見てるのかも?」という視点を持つことは大事だと思います。

認知の歪みがあると、練習が適切にできなくなります。
実際はもう出来ているのに気づかないで同じ練習を続けたり、まだ出来ていないのに放置していたり・・・必要な練習ができないので、思ったように上達しないのです。

認知の歪みは多かれ少なかれ必ず起こるものです。出来るだけ少なくするには、

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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