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小指キーの操作が難しい時はこれを思い出そう

小指キーの操作が難しい時
「小指に意識を向けましょう」
「小指に重心を移しましょう」
「回転の動きを使いましょう」
などとアドバイスしますが、この動きが起こることを意図しています。

ヒジの関節から指が動けていますよね。この動きを使うと小指キーを押さえやすく動かしやすくなります。

小指側の骨(青)が軸になって、親指側の骨(紫)が動いているのにも気付きますか?

また、小指側の骨(青)は上腕の骨とジョイントしていますが、親指側の骨(紫)は浮いています。

ここから、小指側に重心を置くと楽器が支えやすい
親指側の骨が浮いているので、回転の動きがしやすいということが言えると思います。

難しい動きに出会ったら、身体の仕組みから使い方を考えてみましょう。他にも色々気づくことがあると思います。動画と一緒に動きながら繰り返し見てみてください。

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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