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「音を出さない練習」の効用

かなり前からレッスンでは「音は出さずに、息を楽器に送りながら指や舌を動かす練習」を推奨していますが、驚くほど効果があります。これを練習するだけで、色々な問題が解決することも多いです。

簡単に説明するとこういうものです。

1.息漏れしない程度にマウスピースを緩くくわえて
2.音は出さずに勢いよく息を出しながら
3.練習したい課題で指を軽く動かしたり、軽くタンギングをする
4.ほぼ同じ要領で(息を勢いよく、動作を軽く)音を出す
5.「音を出さない」「出す」を交互に練習する

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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