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『地元経済を創りなおす』から ~提案・プロジェクト化のその前に~


最近は子どもと向き合う時間次第なので読書の頻度にかなりの波があるが、読書を通じて考え事や頭の整理をする時間でもあるので、短くとも大切にしている。

読書時間の捻出のためには、メリハリをつけることが必要になる。作業の効率にもなるし、慌ただしい暮らしの中でそれを如何に捻出するかは、やることとやらないことを選ぶという意味でも重要だ。

特に惰性にひきづられやすい僕は、「えいや!」っと本を読む事でスッキリして、結果、他の事も捗ったりする。

ちなみに僕の場合は、読書だけでなくランニングもそうだ。必ずしも長い時間でなくとも良い。汗をかいたり、景色を眺めてほっとしたり、切り替えは日々の暮らしの中でとても大切だと思っている。

さて、随分と前置きが長くなった。
そして、前置きの方が長くなった。苦笑

以前読んだ本の記録を読み返し、学びが多かった本を1つ紹介したい。


『地元経済を創りなおす』


メインテーマは地域経済をいかに立て直していくか?なのだけど、様々な地域の事例や「漏れバケツ」モデルに基づく問題解決の提案…と、触れたいことは山とあるのだが、僕自身つい陥ってしまいがちな部分を引用します。

 
以下引用

 日本各地のさまざまな取り組みを取材していると、「これが問題だ」と課題を認識すると、すぐに「それを何とかするためのプロジェクトを立ち上げよう」。とプロジェクト化に飛びつくことが多いように思います。*トットネスでは、すぐにプロジェクト化するのではなく、「課題」の全容や背景、構造を丁寧に調査して報告書にまとめ、その上でプロジェクトを考えていきます。みんなが共通認識を持つことができ、たとえ人が入れ替わっても、同じ認識でプロジェクトを進めていくことができます。(以上引用)*トットネス:本書に事例として紹介れるイギリスの街


僕は思い立ったらどんどん行動していくタイプ。


とは言うものの行動するだけでは裏付けがないし、思いだけでは物事は進まない。

そこで本や資料を読むときに、「何が言いたいのか?」と言う部分を今まで以上に意識して読むように心がけている。そうすることで今までと違った部分が読める(読み取れるというべきか)ようになってきた。まだまだ足りないけれど、データを集めてそれに基づいて分析し、提案をした方が説得力を持つことは間違いない。

僕は自身の情熱に加え、説得力を身に付けたい。

そんな思いの僕には、身にしみた。僕はこの部分を引用したが、全体を通して大変学びの多い本なので是非とも多くの方に読んでいただきたい。


今後の予定】 

1/31(日)ジュニアトレイルラン横須賀田浦大会(満員御礼) 
4/14(日)第6回KANAGAWA Jr TRAILRUN in 逗子・神武寺


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2017-04-28 18.07.02 のコピー


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