ZUSHI TRAIL WORKSを始めるまで。その2
前回の続きです。
逗子でゴミ拾いの次に取り組んだのが、「アダプトプログラム(里親制度)」です。
登録のためには団体を作る必要がありました。
そこで名付け立ち上げたのがZUSHI TRAIL WORKSです。
アダプトプログラム
アダプトプログラムは市民が里親になり、公園や緑地などを維持管理する制度です。これを利用して久木大池公園にあるやまなみルートというローカルルートの入り口付近の里親になりました。
ここを選んだ理由は、水捌けが悪いため、雨が降ると辺り一面水たまりになり通行が困難になることとベンチなどはあるけれど、そもそも使えない状態になっていたからです。また隣接する久木大池公園も含め、木々が生い茂り鬱蒼としていたので、その雰囲気を変えることで人々が遊びに来たい場所に変えたいという思いがありました。
1年目取り組んだのは水の通り道を作ること。
万年水たまりなのは雨が降った時に流れる水の通り道がないから。
厳密には一部には側溝があるのですが埋まっていたり、途切れ途切れでした。
・側溝をきれいにして水が通るようにすること。
・斜面にある階段の横に水の通り道をつけたこと。
・あちこちに水切りをつけ水の通り道に流れ込むようにしたこと。
これらを月1回の作業で少しづつ行い、一年後にはとても水捌けが良くなりました。
1年目のやまなみルートは泥との戦い。
2年目取り組んだのは日当たりを良くすること。
鬱蒼としている雰囲気の改善と雨が降っても乾きやすくするためです。
一年中薄暗かった広場が1日を通して日差しが入り込むようになり随分と雰囲気が変わりました。
3年目はバイオネスト作り
この頃になると伐採した木々が随分と溜まりました。
そこで作ったのがバイオネスト。伐採し薪で囲いを作りそこに木々を集積。
自然に帰るのを待つとともに虫などの住処にもなります。
近くのマウンテンバイクグループの方に教えていただきました。
4年目はさらにフィールドを広く活用…
昨年は台風に悩まされました。
フィールドを広く使い色々なことを出来るようにと思っていたのですが、台風によってあちこちで倒木が起きそれによりバイオネストが壊れたり、斜面が崩れたり認めそれらの対応に追われてどちらかというと現状維持の1年でした。
自然相手なので一歩づつ
現在、5年目のやまなみルートでの整備活動。
これからも少しづつ手を入れていきます。
緊急事態宣言明け、久々の活動。
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