続・アメリカでのトレイルランニングレースにおける感染症対策

今日書くのは8/23(日)開催予定のPikes Peak Marathonについて。

本来なら土曜日に開催されるASCENT,日曜日のMARATHONという2日間にかけて行うビッグイベント。木曜からEXPOが始まり週末はランナーでこの街は賑わい続ける。

僕も何年も参戦している思い入れのあるレースだ。

7月に行われたコロラドでの別のレースにおける感染症対策のnoteも
どうぞお読みください。

MARATHON一本化

今年は感染症対策でASCENTを中止、日曜のMARATHONのみ実施予定。

開催のための要件

コロラド州の公衆衛生要件に基づき開催予定。
主催者はこのルールに基づき準備を進めている。

選手及びギャラリーに求められる主なものは以下の通り。

・レース中を除いてマスクの着用

・ランナーとボランティアへの検温と検査
*この検査(もしくは調査)がよくわからず

・ソーシャルディスタンスの維持

・グループでの行動は10人以下にする

・レース前後のイベントの簡略化

・衛生面の強化

ざっくりこんな感じ。

その他の情報は「webで更新するのでランナーやボランティアはこまめにチェックしてください。」とのこと。

見ての通りランニング大会において出来ることは、
正直この辺りが落としどころなのではないだろうか？？

その他の取り組み

・8/13にオンラインによるfacebookイベントを開催しここでランナーからのQ&Aを受け付ける。事前に所定のアドレスに質問を送っておくことでここで回答がもらえるそう。

リアルタイムの状況に応じた質問と回答が出来るのでこうしたオープンな取り組みは評価を得やすいように思った。

レースを見るには？

ライブストリーミングでスタート、サミット(折り返し)、フィニッシュの中継を行う。現地に足を運ぶ人がこれにより減ることを狙っているのかな？と。

参考資料

5/28付プレスリリース：ASCENTの中止について

6/19付プレスリリース：コロナ禍でのMARATHON開催について

思うこと

国ごと地域ごとに事情は違うので、日本でもどんどんやれやれとは思わない。

けれど、こうした対策をしている事例を集めて

どうやったら出来るのか？
どういう基準があればリスクを減らすことが出来るのか？

ということは考え続ける必要があると思っている。

気になったものやヒントになりそうなものはこれからも紹介していきたい。

最後まで僕のnoteを読んでくださりありがとうございます!!
「スキ」や「フォロー」していただけると励みになります。
過去のnote記事はこちら
instaアカウント：@fujiomiyachi