背中を見せられるように
本当はレースへ挑戦する姿のことを書こうと思っていた。
今年もマウンテンランニングマスターズ世界選手権に挑戦をする。
2019年は7位、昨年は11位。
主戦場は変わってきたがこれ以外にもいくつかのレースに挑戦するし、
子どもに僕が挑戦する姿を見せたい。
そして、いつの日かメダルを取ってそれを子供にあげたいと思っている。
その為に努力する、その後ろ姿を見せたい。
それが僕の思いだ。
ところが、昨日雑誌記事で逗子のトレイルが紹介され、通行禁止になっている区間が含まれていた(標識もあります)。
トレイルランニングより約10年早く流行したマウンテンバイクはマナー問題から走行できるエリアが限られた区間になり、有料の施設で走るケースもある。僕は同じ轍を踏んではならないと思っている。現在、一緒に整備活動をするマウンテンバイクの仲間もその危機感を強く持っているから、マナーがとても良いしフィールドを守り、アクティビティ同士の共存を大切にする素晴らしく、そして心強い仲間だ。
ただ、僕の持っている危機感はなかなか伝わらない。東京都自然公園利用ルールが出来るときに意見募集を行なった際、その大半がマウンテンバイカーからのものであった(マウンテンバイク乗り入れ禁止の文言が含まれていた影響は大きい)。一方で500件程度とされる意見のうちトレイルランニングに関する意見は4件(うち1件は僕)だったという。*当時の担当者との会話に基づくので正確な数字は不確かだけど、危機感に対する温度差を伝えたいと思って書いている。
なお、東京都自然公園利用ルール制定のきっかけは鎌倉でのトレイルランニングに関するマナー問題だと僕は記憶している。
鎌倉でもマナー普及の動きはあったが、立ち上げ当初はメーカーや選手などが参加したが、現在はその活動は随分と縮小している。個人的には何事も立ち上げるよりも継続することが肝心でかつ困難であると思う。だからこそ、続けなければならないとも思う。
僕は山を走ることが好きだ。
だから、その為に地権者や行政と交渉したり整備活動をしたり、
色々な側面での活動をしている。
なんでって、僕は今、自分が山を走ることが楽しいけれど、それを子どもたちにも残したいからだ。だから、どうやったらその環境が残せるか?を考え行動している。もちろん僕の行動が必ずしも正解かどうかはわからないが。
けれども、
山を走ることを楽しみ、
それと共にフィールド維持のための活動も楽しみ、
そして、未来へのタネをまく。
僕はその背中を見せられる人でありたいと思う。
【お知らせ色々】
・5/15(日) 第8回YAMANASHI Jr TRAILRUN in 甲府・武田の杜
・5/22(日) World Bee day in ZUSHI スロベニア発の国際記念日を祝うミニ
コンサートとミニマルシェ "~蜂蜜とパンとコーヒーと~"
・6/4(土)Happy International Trails day トレイルクリーンナップ in 逗子
・6/26(日)ジュニアトレイルランニングスクール〜少し長め、逗子〜葉山に
かけてローカルトレイルを走ろう〜
・7/10(日) 大楠山ミニマウンテンマラソン2022(受付中)
・9/25(日) 第7回NAGANO Jr TRAILRUN in 富士見高原(受付中)
・10/9(日) 第14回TOKYO Jr TRAILRUN
兼U15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ(受付中)
・11/6(日) 逗子トレイル駅伝2022
兼U12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ(受付中)
「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。Facebookページ
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