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第5回NAGANO Jr TRAILRUN in 富士見高原開催

思いのほか字数を使ってしまったので改めて大会について。

コースマーキングと設営を完了する頃、会場に徐々に参加者が集まってきた。

種々の感染症対策

以下のような対策を行いながら、大会を実施。

◎事前事項
・体調不良の方は来場を控えていただく。

・ゼッケンと計測チップを事前郵送し、受付を省略。

◎会場で行ったこと
・会場入り口での検温とリストバンド配布

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写真のように参加者(スタッフ含め)リストバンドを着用。

・MCの際のマウスシールド着用

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口元が見えるほうが良いと思い、今回はこれでMC。
使ってみて…
顎にあたるプラスチック部分が痛い。
運営で走り回っているので自分の吐く息でくもりっぱなし。
シールドが視界に入ってくる。など
飛沫はないに越したほうが良いので今後も使おうと思うけど
個人的には課題を感じたのでおすすめアイテムがあればどなたか教えてください。

その他に

・走る際を除きマスク着用のお願い
・競技説明の簡略化
・表彰式の中止

などの形で実施した。

大会開始

通常ジュニアトレイルでは学年ごとに距離やコースを変え
幾つものレースを行うが、今回は小学生以上の距離を伸ばし同じ距離に設定。
そのため、未就学と小学生以上の2レースとなり、
タイムテーブルは至ってシンプルに。

10:15 競技説明
10:40 未就学の部
11:15 小学生以上

の予定が、
競技説明の際に小学生以上の大半が試走に行ってしまったので
未就学の部終了後に小学生以上の競技説明を改めて行うことに。

スタート時にトイレに行きたい子が出てきたり、
ジュニアならではのサブイベントがいろいろ起こるのが特徴でもあり、
またそういう時に厳密に進めるよりも
次は自分の子どもがそうなるかもしれないしということで
この辺りは臨機応変に進めさせてもらっている。

未就学の部

ほぼ予定時刻通り、スタート。

そして、ほぼ予定通りいろんなことが起こる。

スタートしても全く急ぐ気配のない子がいたり、
少し進んで進みたくないとぐずったり、
はたまた、保護者と息のあった走るを見せる子がいたり。

それら全部ひっくるめてジュニアトレイルランだ。

特に未就学の部は保護者と一緒に彼らにとっての大冒険をする
という部分をとても大切にしている。

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一方で、どうしてもお願いしたいことがある。

お子さんと保護者が最後まで一緒に走ることだ。

コース上に誘導スタッフはたくさん立つし、安全面にも配慮する。
けれど、やはり未就学児。
保護者には常に付き添って欲しいし、フィニッシュする際に1人だと
その後迷子になってしまうかもしれない。
だから、お子さんが思い切り走れるよう大変かもしれないが
保護者の方にも準備をして欲しい。

未就学はペアで走ることをルールにしているのでお子さんだけフィニッシュすると
せっかく早く帰ってきてもペアでフィニッシュがいればその後順位の訂正をしなければならない。それは子どもにとっても不本意だと思う。

いろいろ理由があって保護者とペアというルールを設けている。
お子さんが保護者がついていけないくらい元気いっぱいなのは
素晴らしいことだと思うので、保護者の皆さんもコソ練をお願いします。

小学生以上の部

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今回は小学生、中学生、保護者・一般、ドッグトレランと様々な部門で
同じコースを走った。

会場がゲレンデで広々しているあること、
最初にゲレンデをしばらく駆け上がりトレイルに入るレイアウト、
ということを踏まえ、早く走りたい子から前に並んでスタート。

全部合わせても100人程度なのですぐにバラけて選手達は
トレイルへと吸い込まれて行った。

多くの参加者は事前に下見をし、
保護者もある程度の方が一緒に回っているので
事前にコースの雰囲気や位置関係を把握しており、
トレイルに消えた子供達を追っかけて別ポイントで応援すべく
リフトに乗ったり、ゲレンデ上へ駆け上がったり。

各所で子供達を応援していた。

予想より早く先頭は17分ほどでフィニッシュ。
保護者を抑えてトップは小学6年生。

その後も続々と選手がフィニッシュし、
最後はドッグトレランではお馴染みグレートピレネー犬が
優雅に3頭並んで締めを飾ってくれた。

個々に完走証などを受け渡し。

レースが終わって、完走証と賞状や賞品をそれぞれに渡す。

通常であれば、盛大に閉会式を行い一人一人名前を呼んで表彰を行う。

学年男女ごとに3名づつ入賞を設けるのも、
全員にみんなの前で名前を呼んで完走証を渡すのも、
自分が頑張ったことに自信を持って欲しいからだ。

けれど、今回は省略し、順次受け渡しとした。

大会後はレストハウスで手打ちそばを食べたり、
リフトに乗って散策したり、
立ち寄り湯に行ったりとそれぞれに楽しんでくれたようだ。

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どの場所で開催するにせよ、
なるべく地域の方に喜んでいただきたいので
それぞれの名物や近くの施設などは案内するようにしている。

そんなこんなで午後1番には大会も終了。
(これくらいの時間なら帰りに寄り道したり出来ることを想定し開催)

少しゆっくりしても渋滞に巻き込まれないであろう時間帯に終わることができた。

スタッフチームも撤収ののち、解散。
各地から集まり、そして連日のサポートありがとうございました。

せっかく色々大会のことを書いているので最後にジュニアトレイルランの
エッセンスを以下に1つ。

試走のすすめ

僕個人は試走せずに初見のトレイルを走るのが大好き。

この先にどんなルートや景色があるのか?

考えるとワクワクする。

一方で、ジュニアトレイルでは試走を進めている。

もちろんマーキングはしているが、レース本番と違い、
前に選手がいたり、係の人が案内をしてくれるわけではない。
分岐ごとにどちらへ行くか?自分で矢印を見て決める必要がある。

普段山に入る時、レースのように誰かが案内をしてくれるわけではない。

だから、自分でどちらへ行くのか?きちんと探し確認することが大切になる。

自分で考え判断する力を養うことは重要だと僕は思っているので
ジュニアトレイルでは可能な限り試走を推奨している。

長野大会のことは概ね書き終えることができた。

次回は長野大会でおこなったアンケートの話へと続きます。


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