ここは何処？私は誰？ 第五話

みなさん、頭痛になったことありますか。

おそらくほとんどの方が、一回はなったことのある症状だと思います。

私は一年中、と言うか、毎週、頭痛になっていますね。

これだけ回数をこなすと、「頭痛って何？」って思うのです。

科学的、医学面で考察すると、もっともらしい原理等が説明されるのですが、では何故なかなか完治しないのでしょうか？

医薬品会社が大変な研究費を費やして開発してきた頭痛薬って、痛くなってから抑える薬であって、「完治します」という薬ではないのです。

私も、「頭痛さんとは一生のお付き合いだ」と決めてからは、頭痛薬を止めました。

もう一年以上になりますが、「頭痛攻略法  もう、薬には頼らない！」とYouTubeに上げたりしています。

そんな「頭痛さんとは」一体何者？

そう、頭痛って病ではなく、現象？魔法？魔術？変身の予兆？異次元との交信？

など、考えると、いくらでも想像が膨らむ。

どうせ、こんなに辛い思いをして耐えてきているのだから、何かすごい才能、すごい能力、超能力、魔術の一種であってほしい。

それなら、これからも耐えることが出来ると思う。

西遊記の孫悟空が、いたずらをしたり、三蔵法師さんに逆らったりすると、頭のリングをギュット締め付けられて、「イタタッ」って、悶え苦しんでいた、あのシーン。まさに、あれは、頭痛を表現しているのでは？と思うことがある。

誰かに、見えない頭のリングなるものを締め付けられている様を想像すると、一体、私はなんなんだろうと考え、夜も眠れなくなる。

次回、頭痛がしたときは、声を掛けてみよう。

「おーい、私の頭のリングを締め付けているのは、どこの誰だー。いい加減、やめろー」ってね。